2019.12.20お役立ち情報

何故、トイレに火災報知器?

こんにちは。

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「何故、トイレに火災報知器が設置してあるの?」なんて思ったことはありませんか?

消防法では、感知器の設置基準について、“便所(トイレ)その他これらに類する場所を除く”と

されていたのですが、条例で、追加で設置基準が定められている場合もあります。

 

設置基準として追加になったのは「暖房便座」

現在は、ご家庭のトイレにとどまらず、外出先でトイレにいっても暖房便座のトイレが多くなって

いますね。暖房便座は、電気で便座を温めるので、昔のトイレにはなかったコンセントを新たに設置し

ずっと、通電しています。

その電気が原因で、発煙・発火事例があり、暖房便座を設置しているトイレには、煙感知器や火災報知器の設置が

義務付けられることになりました。

条例ですので、地区によって任意のところもあるようです。

 

暖房便座は、各ご家庭にも広く普及し、ほとんどのお宅に設置されるようになりました。

トイレだから、燃える物はないと思いがちですが、暖房便座は、電化製品です。

電気で便座を温めているので、電気系統の故障や、配線が脱線していると火災を引き起こす可能性は十分にあります。

もし、ご自宅の暖房便座が、上手く作動していなかったり、水漏れや便座のひび割れなどが

見られる場合は業者に点検を依頼しましょう。

又、設置してから何十年も経っている場合は、交換も視野に入れてみましょう。

 

トイレは、閉鎖された空間で使用していない時は、ほとんど気に留めない場所だと思います。

ちょっとした事でも、おやっと思ったら、是非ご連絡下さい。