最終更新日:2019.10.17 お役立ち情報
蛇口に異変が起きた時に
水を手に入れるにはお店でミネラルウォーターを購入するか、もしくは蛇口から出てくる水か、井戸から汲み上げるかの3パターンになります。
熱湯か冷水かの2タイプしか吐水しない単水栓、従来型のハンドルを回して吐水量と水温を調整するハンドル混合式、レバーの動きで水の全てを調整するレバー混合式、更には設定された温度を正確に保つことができる性能を持った最新型のサーモスタット式水栓などがあります。
水回りのトラブルの中でも特に多いのが水漏れです。
原因を突き止めるためご自身でチェックしてみましょう。
水漏れの原因を突き止める手順
- まず屋内屋外全ての蛇口の栓をしっかりと締めます。
- 次に水道メーターを確認
- もしメーターが動いていたらもう一度全ての蛇口を確認します。
- それでもメーターが動いていた場合は水漏れ確定
水漏れを放置してしまうと水道料金が高くなったり、被害が拡大してしまうので早急な対処が必要になります。
蛇口の耐用年数について
蛇口の耐用年数はおおよそ10年と言われています。
実際は10年より更に継続して使用されているご家庭がいらっしゃるかと思います。耐用に優れた水栓が多いので蛇口本体が起因となるトラブルが起きることは稀ですので
時間の経過とともにパッキンの劣化は進んでいきますし、これは各メーカーによって対応が様々ですが、基本的にメーカーの部品販売は10年で終了するケースが多いです。
本体に致命的な欠陥が見つかった場合は修理で直るパターンは少なく、本体丸ごと交換が必要になることもあるので注意も必要です。
水漏れが起きる原因
蛇口本体の素材は金属で出来ています。経過年数を重ねるごとに劣化が進むため、いずれは蛇口の取り替えが必要になります。
水漏れを放置すると?
水圧は時間帯に大きく影響される部分です。水栓の使用頻度が高い日中だと水圧は低くなり、水圧が低ければ大事になりにくい傾向があります。逆に使用頻度が低い夜中だと水圧が高くなり、トラブル発生確率が上がります。
深夜は特に注意する必要があり、朝目覚めた時に水圧が上がりすぎて水浸しになったケースもあるので適度に蛇口を使用するようにしましょう。
戸建てだと想定される被害は戸建ての住人のみですが、アパートやマンションのような集合住宅だと漏水が原因で、床を伝って他の住民に迷惑を掛けてしまうことも考えられます。保証の範囲外となって多額の修繕費が必要になることもあります。
蛇口のモデル
前述の通り、主にハンドル混合水洗、もう一つはシングルレバー混合水洗に別れます。各タイプによって特徴の違いがあるので簡、単ではありますがご説明させて頂きます。
ハンドル式はシンプルな構造になっているため、メンテナンスしやすいのが最大のメリットです。
ただしハンドルの隙間に小さなゴミが挟まりやすかったりするので注意して見てあげるか、こまめに掃除してゴミの侵入を防ぎましょう。
ゴミを取り除いても詰まりが解決しない場合は、蛇口内部にあるバルブが原因の可能性と考えられるので水道業者に依頼、相談してみましょう。
もう一方であるシングルレバー式は主流となっているモデル。キッチンやトイレの蛇口としてよく見かけます。
レバーの上げ下げで水を出したり止めたりする操作が容易で、左右に動かすことで水温を調整することができます。
レバー式で多いのは内部バルブと呼ばれる箇所に欠陥が見つかるパターンです。
次回に続きます
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最終記事更新日:2024.08.23