2023.10.30お役立ち情報

大雨災害に備えて。

こんにちは。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

ゲリラ豪雨、台風、線状降水帯などの、大雨災害は年々増加傾向にあり、長期化しています。

そういった大雨災害に備えて、準備出来るものや対策についてお話したいと思います。

 

 

 

集合住宅の上階などではあまり心配がいらないと思いますが、戸建ての家の場合

家の中への浸水被害は、なるべく最小に抑えたいところです。

 

玄関に積んだ土のうは、外からの浸水を防いでくれます。

しかし、家の中のあらゆるところにある排水口は、外の下水と繋がっているため

大雨で下水管が満水状態なったとき、排水口から下水が噴きでてくることも。

そういう状況になりそうな時は、「水のう」を使って浸水を防ぎます。

45Lくらいのゴミ袋を何枚か重ねて水を半分程度入れて、空気を抜いて口を

しっかり縛ります。

その水のうを、各所にある排水口の上に置きます。

トイレは便器の中に入れましょう。お風呂の排水口や洗濯機の排水口にも

置いておきましょう。

水のうは、土のうの代わりにもなります。

普段から、ゴミ袋のストックは多めにしておいて、いざという時に対処できるように

しておくと安心です。

 

 

「トイレが流れない!!」

豪雨で道路が冠水しているような状況の時は下水管や排水管の中にも雨が入り込み

満水になっていることで、空気溜まりができてトイレからの水が流れなくなっています。

基本的には、天候の回復を待って下水管や排水管内の水が引くのを待ちます。

汚水桝の蓋が分かれば、蓋を開けて空気を逃がすこともできますが、そこに水が

溜まっている状態で蓋を開けると更に浸水する可能性もあるので注意が必要です。

 

しかし、トイレが使えないのはとっても困りますので、「簡易トイレ」や「携帯トイレ」

を準備しておくと安心ですね。

 

 

「断水したら・・・」

豪雨、大雨災害で、断水することがあります。一見、関係ないように思えますが

取水施設が損害を受けたり、浄水処理場が停電で止まったりと供給できなくなることがあります。

また、老朽化していた水道管が破損して断水になることもあります。

断水したら、

まずは、止水栓をすぐに閉めましょう。

止水栓を閉めることで、泥や砂が混ざった水の混入防止になります。

 

次に、トイレの水は流してはいけません。排水管の破損などがあった場合、汚水の

逆流が起こったり、集合住宅では他の階の方にご迷惑をかけることもあります。

断水中は上記の「簡易トイレ・携帯トイレ」を使うようにしましょう。

準備が無い時は便器にゴミ袋を被せて袋の中に吸水性のあるものを入れて代用しましょう。

 

 

復旧しても、

トイレを流すのは一番後にして下さい。復旧直後の水道には空気やゴミ

などが混入していたりしてトイレの故障の原因になることがあります。

復旧直後は、なるべく屋外の水栓など、ゴミや空気が混ざっていても、支障のない蛇口

から水を徐々に流していって、きれいな水になったらトイレを流すようにして下さい。

 

 

 

雨の災害は天気予報などで、ある程度予測出来るときもありますが、いつ起こっても

おかしくない災害です。

いざという時に慌てないよう、準備をしておきたいですね。

 

天候が回復したけど、トイレが流せない、断水が復旧したけど、トイレの水が出ない

等の場合は、水のトラブルサポートセンターにご連絡下さい。

最短で駆けつけ、お困りごと解決のお手伝いをさせていただきます。

 

 

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