お風呂の排水口が詰まる原因

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みなさんが、毎日利用するお風呂。そこで発生した汚水は、浴室の排水口を通して処理されます。
日頃の疲れを洗い流してくれる入浴ですが、清掃を疎かにしていると大変なことに。こまめに掃除する人もいれば休日にまとめて掃除する人もいてタイミングはそれぞれです。

私事ですが、冬場の浴室清掃って寒くてとてもつらくないですか？
放置すると当然酷いことになるわけです。

排水口から水が溢れてきたのでおそるおそる排水口の蓋を開けてみました。

元々はこんなにキレイな排水口なんですが

中を見るとこのような感じで、完全に穴を塞ぐようにワカメのようなものが覆っていました。

水のトラブルに対処する手順

1 なぜ詰まりが起きるのか
2 詰まり対策アイテムをご紹介
3 まずは大元から
4 次は排水口
5 水垢対策
6 終わりに

なぜ詰まりが起きるのか

詰まりの原因になりやすいのは髪の毛なんです。特に髪の長い方は絡まりやすく大変です。あとは、シャンプーやボディーソープに含まれている油分なども大きく関わってきます。
更にヌメリが合わさるので、身体に付着しているホコリ、垢などがフタとなって髪の毛と絡み合って排水口の入り口を塞ぎやすくなってしまうのです。
他に原因として挙げられるのは、詰め替えシャンプーなどの切り口の破片、ヘアピンや絆創膏です。

排水口を含む排水設備には排水トラップという下水道のニオイをシャットアウトする装置が備わっています。

排水管を伝って屋内に侵入しようとするガス、ネズミや害虫を防いだりする働きがあるのでどの家庭の排水管にもあるはずです。
排水トラップは万能の働きを見せるのですが、入り口も出口も塞いでしまうのでゴミが溜まりやすい弱点も。そこから詰まりに発展する場合がほとんどです。
普通の入浴もままならないので、ワカメの除去作業に入ることにしました。

詰まり対策アイテムをご紹介

1. 手が汚れないようにゴム手袋
2. パイプユニッシュ
3. 水垢用にクエン酸と霧吹き容器
4. 適当なスポンジ
5. 使い古しのハブラシ

普段使っている食器洗い用の洗剤

まずは大元から

ゴム手袋を装着して、まずは排水口に絡まっている髪の毛を手掴みで取り除きます。ゴミ受けにあるゴミも一緒に処理します。
ゴミ受けと排水トラップをシンクの上に置いて洗剤で汚れをキレイに落とします。細かな部分の汚れはハブラシを使って落としましょう。
食器用洗剤は洗浄力の強いものが多く、油汚れにも強いのでシンク周りはこれ一本で解決します。

次は排水口

これも食器用洗剤を中心にスポンジなどで中の汚れを落としましょう。細かい部分はハブラシを使って丁寧に。
ゴミ受け、排水トラップを取り外した排水口を目掛けてパイプユニッシュを注ぎ込みます。
その後30分ほど放置したら後は水を流すだけです。パイプユニッシュには除菌とともに詰まりを解消する効果があります。
パイプユニッシュは強い塩素系のクリーナーであり、詰まりの原因である髪の毛を溶かし、油脂を排水管から剥ぐ力があるので家庭に一本置いておきたい商品です。

水垢対策

厄介な水垢はクエン酸で対処します。
まずはクエン酸を水道水でいいので水と混ぜて霧吹きなどの容器に入れます。
水垢を落としたい場所にクッキングペーパーを乗せてそこに吹きかけます。
汚れ具合によって放置する時間を設定します。
とても酷い水垢だと2時間ほど様子を見ましょう。少しの水垢であれば30分で落ちるかと思います。
洗面所のようなゴム栓がある場所ですと水を貯めてそこにクエン酸の粉を混ぜることで放置することができます。
水回りに特に強いのがクエン酸です。用途多様ですのでいくつか家に備えておくと良いでしょう。