公衆トイレにフラッシュバルブが選ばれる理由
水のトラブルサポートセンター 総務部の今田です。
もうすぐ12月!
クリスマスや大晦日の紅白と本格的に冬の到来ですね。
皆様、よく公衆トイレについている「フラッシュバルブ」をご存知でしょうか?
フラッシュバルブとは、写真のように横に延びたレバーを下に押して水を流すバルブです。
水道管と直結している為、レバーを下に押している間、水は流れ続けます。
では、公衆トイレなどは、なぜこのような装置をつける必要があるのか、疑問に思った事はないでしょうか?
理由は、たくさんの人が利用するからです。
通常のレバー式トイレや一体型便器ですと、1回流したらタンクに水が貯まるのを待ってから流す必要が有るため、次に使う人は待たないといけません。
頻繁に使用をすると、タンクに水が溜まっていないのに流すことになり、流す水の量が少なくなるため、トイレつまりなどのトラブルを起こしやすくなります。
そのため、水を溜めずに、続けてすぐに流せるフラッシュバルブが使われているのです。
しかし、このフラッシュバルブにもデメリットがあります。
水圧が弱い地域や建物には設置ができません。
トイレットペーパーなどを流す水圧が必要なため、充分な水圧が確保できない場合、トイレの詰まりを起こしやすくなります。
また、使用年数が経ってくると、レバーからの水漏れが起こりやすくなります。
何回も何回もレバーを押すため、パッキンやレバーの根本が摩耗するからです。
パッキンとは、キッチンの蛇口やトイレのタンク内などの水漏れ防止のために、色々なところに使われているゴム状の部品です。
パッキンは、色々な形や大きさがあるため、使っているバルブに合うパッキンの特定をしないといけません。
水漏れの原因がどこにあるのか、しっかり調べる必要があります。
年末も近づいてきました。
急な水漏れで困らないよう、事前の水漏れチェックをしておくと、もしものトラブル防止になります。
水漏れを見つけたら、まずはフリーダイアルにご連絡下さい。
どんな小さなご相談でも、お気軽にご依頼ください。
株式会社シンエイ
水のトラブルサポートセンター
総務部今田
関連記事
トイレのコラム一覧水トラブログ編集部
最終記事更新日:2024.10.19