最終更新日:2024.06.14 お役立ち情報トイレ

トイレタンクの故障の原因と解決方法について解説!費用や注意点も解説

トレイタンクの修理画像

トイレタンクに不具合が起こると、便器に水が流れ続けたり、ずっと水が流れる音がする、など様々なトラブルが起こります。
タンクには大量の水が入っているので、そのまま放置しておくと大規模な水漏れになる可能性もあります。少しの水漏れの時点でしっかり対処されることをおすすめします。
今回は、トイレタンクの不具合が起こる原因と対処方法、修理を業者に依頼した方がいいケース トイレタンクの修理にかかる費用感について、紹介します。

トイレタンクの不具合が起きる原因と対処方法

・タンクに水が溜まらない、便器にチョロチョロ水が流れる。

止水栓の画像

トイレを流した後は、勝手に水が止まってタンクの中に溜まる仕組みになっています。
水が止まらず流れ続ける場合は、何らかの不具合が起こっています。

▶タンク内部品(フロートバルブ・浮き玉・ボールタップ・オーバーフロー管)の劣化、破損。
*フロートバルブ:タンクレバーと繋がっている栓。便器に水を流し、一定量になったら止める。
*浮き玉・ボールタップ:連動してタンクへの水が一定量になったら止める。
*オーバーフロー管:タンク内に溜まる水が容量を超えないように溢れそうになったら便器に排出する。
これらの部品が劣化、破損すると便器から流れる水が止まらずタンクに水が一向に溜まらない現象が起こります。
原因に応じて、部品を交換することで解消します。

▶浮き玉を持ち上げると水が止まるが手を離すと流れ続ける。
水位の調整機能が何等かの理由で機能しないようになっています。
浮き球や周囲の部品に異常がない場合は、浮き球を支えている指示棒を曲げて調整します。

・レバーを捻っても水が流れない、手洗い管からの水が流れ続ける。

コンセントの画像

▶レバーとフロートバルブを繋いでいる鎖(軸)が切れている。
レバーをひねるとフロートバルブが開きタンクから便器に水が流れる仕組みになっているのでこの連携が切れてしまうとフロートバルブが開かないので水は流れません。
レバーごと交換するか鎖や軸だけ交換すると解消します。

▶ダイヤフラムの劣化、破損
タンク内の給水管水圧を調整する部品です。小さな部品ですが破損すると上記のような症状が起こります。また、非常に劣化しやすい部品です。
ダイヤフラムには種類がありますので、ご自身で交換される場合は買い間違いのないよう周囲しましょう。

▶フロートバルブの位置ずれ。 部品劣化や破損を疑いがちですが、フロートバルブの位置がずれていただけ、という事例もあります。確認してずれていたら正しい位置に戻してください。

・レバーを回しても戻ってこない

床が濡れている画像

▶レバー本体の劣化、根本部分のサビ
レバーの滑りが悪く、元の位置に戻ってこない場合は、回転部分に潤滑剤を付けてみる、サビがひどい場合は、サビ取りをしてみましょう。
また、レバーのみの交換も可能ですので、新しいレバーへの交換もおすすめです。

・トイレタンク本体から水が漏れている。

便器から水が漏れている画像

トイレタンクにひび割れが入ったりするとタンク本体から水漏れが起きます。
タンクは陶器でできているので一見丈夫そうに見えますが、以外と脆いです。
以前、居酒屋さんでお客様が酔ってトイレタンクによりかかってしまい、タンクが床に落ちて割れたご依頼を頂いたこともありました。
それでなくても大量の水を支えているので、それ以上の負荷がかかるとヒビが入ったり割れることもあります。
小さなヒビなら補修材で応急処置はできますが、修理としては完全ではないので、タンクを交換することをおすすめします。

トイレタンクの修理を業者に依頼したほうがいい場合

トイレタンクに不具合が生じた時、ご自身で対応できるケースもありますが、下記の場合は業者に依頼することをおすすめします。

・オーバーフロー管の交換

タンクを確認している画像

オーバーフロー管は筒状の部品で水が溢れないよう調整しています。年数が経っているトイレの場合、部品供給期間が終了して手に入らないことがあります。代用パイプで修理する方法もありますが、調整が難しく、間違えれば新たな水漏れを起こしてしまう可能性もあるので業者に依頼することをおすすめします。

・タンクが割れてしまった、ヒビが入った

トイレの止水栓の画像

タンクのヒビを補修材で修理しても、応急処置でしかありません。速やかに業者にタンク交換を依頼しましょう。またタンクは陶器でできており、とても重いです。狭いトイレでの作業で怪我をするなどの懸念もあります。

・タンクレストイレの場合

温水便座の画像

タンクレストイレは、通常のトイレと違って構造がとても複雑で、ご自身での修理は、かなり難易度があがります。また触ってはいけないところに接触してトイレ全体の故障の原因にもなりかねません。タンクレストイレの不具合は、メーカーへ依頼されることをおすすめします。

・そもそも原因がわからない。

ひび割れしているトイレの蓋画像

原因がわからない不具合は、どういう部品が必要なのかも判断がつきません。
こういう場合は、速やかに業者に依頼しましょう。

トイレタンクの修理を依頼する場合の費用相場

ご自身で修理される場合、部品調達が必要になります。また工具も揃えないといけません。
各部品の大体の相場は、ボールタップ:3.500円程度(ロータンクの場合は6.000円程度)
浮き球:1.000円前後フロートバルブ:1.000円程度になります。
業者に依頼する場合は、部品代+作業費なります。

水のトラブルサポートセンターでは、タンク内部品交換3..300円~11.000円(交換する部品による)、タンク交換16.500円~19.800円になります。
他にも作業が必要な場合は、別途お見積りを致します。

トイレタンクの修理を依頼するなら水のトラブルサポートセンター

トイレタンクはたくさんの水が溜められているため、不具合によっては、大量の水漏れを起こす可能性もあります。
これくらいなら、と放置せず、速やかに対処しましょう。
トイレタンクでお困りの際は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談下さい。

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水トラブログ編集部

最終記事更新日:2024.08.23