最終更新日:2024.07.23 お役立ち情報トイレ

トイレの臭いの5つの原因!場所別の対処方法を紹介

どこから臭っているのか、わからないけど、トイレの臭いが気になることありませんか?
トイレが臭う原因は様々です。原因によって対処法や掃除の仕方も異なります。
今回はトイレの臭いについて、原因と対処・掃除方法をご紹介します。

トイレが臭い原因とは?

汚れているわけではないのに、トイレの臭いが気になることはよく聞く話です。
原因がわかれば、予防策もわかりますし場合によっては水道業者に依頼が必要なこともあります。
臭いの主な原因は5つあります。ご自宅のトイレの臭いが気になっている方はまずはどの原因なのか確認してみて下さい。

・尿から出るアンモニア臭

排泄直後は、アンモニアの臭いはありません。時間が経つと雑菌が尿の成分を分解しアンモニアが発生します。なので、すぐに流してしまえば臭いは残らないのですが便器の中に飛び散った尿が流されずに残って臭いを発します。

・尿石

流されずに残ってしまった尿は、そのままにしておくと中に含まれているカルシウム成分が固まって尿石になっていきます。尿石は雑菌の住処になって雑菌は増殖して臭いを発します。

・便のガス

便の臭いはガスです。便の中に含まれています。このガスが空気中に漂うと当然、悪臭がすることになります。排便のときは、できるだけ早く流したほうがいいですね。

・カビ

トイレは水回り設備なので湿気も多くカビが発生しやすい環境です。
また、目に見えない部分がたくさんあるトイレでは、思わぬところにカビが生えていることも。

・下水の臭い

便器の底には封水という水が溜まっていて、下から上がってくる下水の臭いや害虫を防ぐフタになっています。この封水が少なくなると隙間から下水の臭いが上がってきて悪臭が漂います。封水がなくなる理由としてはトイレットペーパーが途中で引っかかって水を吸い上げてしまった、旅行などで長期間不在にしていたので蒸発した、等がありますが特に心当たりがない場合は排水管のトラブルの可能性もあります。

トイレの臭いは消臭剤だけでは消すことができない。

最近は、臭いに敏感な人も多いので、様々な消臭剤や芳香剤が売られています。
強力な消臭パワーを持っているものでも、臭いの原因を解決することはできず、臭いをとるだけなので、永遠に置き続けないといけないことになります。
臭いの原因となっているトラブルを解決し上で、お好みの芳香剤を置かれることをおすすめします。

場所別のトイレの臭いの対処・掃除方法

臭いの原因になっている場所によって、対処・掃除方法が異なります。
原因箇所がわかったら適切な対処をしましょう。

・床や壁

一時的に臭いが気になる場合は、消臭剤などを使えば解決しますが、いつも何か臭っている場合は、床や壁にアンモニア臭が染み付いている可能性があります。
トイレの使い方によっては尿の飛び散り範囲が広くなり床や壁に付着します。
壁の掃除をする際は、壁紙や壁材の素材を確認して洗剤を選びましょう。合わない洗剤は変色や破れの原因にもなりかねないので注意が必要です。
腰の高さから下くらいの壁を万遍なく拭き上げて最後に乾いた雑巾等で乾拭きして換気扇を回します。
いくら掃除しても臭いが取れない場合は壁紙を張り替えることも有効的です。
消臭機能のある壁紙に張り替えると更に臭い防止になります。

・便座の裏や便器との接合部分

便座と便器の間、ウォシュレットと便器の間、は汚れが溜まっていても気づきにくい場所です。
便器の中で尿が跳ねて付着したり、便を流した時に汚水が跳ねて入ったりしています。
定期的な掃除をしないと臭いの原因になる場所です。ウォシュレットの便座は取り外しが出来るようになっているので取扱説明書で手順を確認して定期的に掃除することをおすすめします。なるべく飛び散った尿が尿石にならないうちに掃除しましょう。
尿石になってしまった場合は、トイレットパーパーを尿石の上において、洗剤をたっぷりかけて2~3分程度、置いてからこすってみましょう。1回では落ちなくても数回繰り返すと取れてきます。それでも取れない場合は、尿石取り用のスポンジ等を使ってみましょう。
ネットでも簡単に購入できます。硬い物が多いので便器が傷つかないよう注意しましょう。
最近は入り組んだところに手が届くような構造になっている物や便器の水の上に泡を作って飛び跳ねを防止するものなども出てきています。
使用年数やトイレ掃除の手間なども考慮して交換を検討されてはいかがでしょうか。

・便器内

便器の中に黄ばみがあったら、尿石が溜まっているかもしれません。前述の通り、溜まった尿石は臭いの元になります。酸性洗剤を使ってしっかり落としましょう。
もし節水対策をされている場合は、便器の中に流れる水の量が適切か確認してみて下さい。
また水流が弱い場合も尿を流しきれず、残ってしまった尿が尿石化します。
尿石は一度付いてしまうと落とすのが大変です。毎回のちょっとした汚れが溜まって掃除が大変になります。こまめに掃除して尿石を見つけたら小さいうちに除去するようにしましょう。

・便器のフチ部分

トイレ掃除で手の届かない悩ましい箇所です。トイレブラシやタワシを使ってしっかり中まで掃除しましょう。尿石が残っている場合は酸性洗剤を塗布して落としましょう。
尿石はないけど黒い汚れがある場合は、黒カビの可能性があります。カビ取りは塩素系洗剤を使います。
この場合、尿石を取る酸性洗剤とカビを取る塩素系洗剤が混ざらないように注意しましょう。
万が一、混ざってしまうと有毒なガスが発生します。各々、別日に掃除しましょう。

・床と便器が接合する部分

便器と床のつなぎ目には、きっちり閉じることは出来ないのでほんの少しの隙間が生じます。
その隙間に汚れが溜まり、臭いの原因になっていることがあります。
水漏れしているなどのトラブルが無いのであれば、歯ブラシ等で汚れを除去しましょう。

・トイレタンク

カビの臭いが気になる場合は、トイレタンクの中も見てみましょう。以外とトイレタンクの中を見ることは少ないのですが、水が常に溜まっているところなので、カビが発生しやすい箇所になります。できれば定期的に掃除をすることをおすすめします。
タンクのフタを外して中性洗剤を入れてブラシで擦るだけできれいになります。
但し、タンクの中には細かい部品が入っていてブラシがあたると外れたりすることがあります。不安であればトイレタンク洗浄剤を使うのも一つの方法です。

・トイレブラシのケース

以外と見落としがちなのが、トイレ掃除のブラシを収納しているケースです。
トイレを掃除した後、水分を切って片付けていますが、どうしても水が溜まり臭いの原因になっていることも。
掃除した後はベランダなどで乾燥させる等の対策が必要です。最近は使い捨ての洗浄剤付きの物もありますので、利用してみてはいかがでしょうか。

・換気扇

尿から発生したアンモニアは性質上、上に上がるので天井近くにある換気扇にも臭いが染み付いていることもあります。また、トイレはトイレットペーパーから出る紙ホコリや足元マット、タオルから出る糸ホコリなどがあり換気扇に吸い込まれていくので換気扇のフィルターが目詰まりして換気がうまく出来ずに臭いがこもっていることも。
ホコリはカビの温床になるので衛生面でも気になります。定期的にフィルターのホコリを取るようにしましょう。

・下水

トイレの下水からの臭い防止の封水の水がなくなっている場合、トイレ中に下水臭が充満します。封水が減った原因がわからない場合は、業者に調査依頼をしましょう。
旅行などで長時間使っていなかった等、原因が判明しているときは水を足すと解決します。
今後は長期で留守にする際は、ラップ等でフタをして蒸発を防ぐ、封水蒸発防止剤と使う等対策することをおすすめします。
封水が減った原因が、排水管の詰まりだった場合、下水の逆流の可能性もありますので原因がわからない時は早急に業者に依頼しましょう。

・どこかわからないがカビ臭い

タンクの中や換気扇など、カビが発生しやすい箇所にはカビは生えていないのに、カビの臭いが取れないという場合は、床下など見えない箇所で水漏れが発生しカビが繁殖している可能性があります。床下だった場合は家屋の土台の腐食にも繋がり大きな二次災害を招きかねませんので、早急に業者に調査依頼をして下さい。

トイレのトラブルなら、水のトラブルサポートセンターへご相談ください!

トイレの悪臭は、アンモニアやカビなど様々な原因で起こります。日頃から使い方に気をつけて定期的な掃除で防げることが多いです。
しかし、実は重大なトラブルが隠れていることもありますので、対処・掃除しても解決しない場合は業者に調査依頼をしましょう。

少しでも不安を感じている場合は、一度プロにチェックを依頼してから判断するととても安心です。
水のトラブルサポートセンターなら、トイレ故障時の修理実績も多いので安心してご依頼下さい。まずは、無料でお見積りをさせて頂きます。

どうしても取れないトイレの悪臭でお困りの際は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談下さい。

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水トラブログ編集部

最終記事更新日:2024.08.23