最終更新日:2025.04.02 水トラブログ

水道の蛇口交換のやり方は?自分で直す方法や費用目安、業者選びのコツを解説

水道の蛇口交換のやり方は?自分で直す方法や費用目安、業者選びのコツを解説

水道の蛇口交換は、工具を使用すれば自分でできます。ただし、自分で交換すると水漏れしたり取り付けがうまくいかなかったりする場合もあるため、業者に依頼するのがおすすめです。

この記事では、水道の蛇口交換のやり方や業者に依頼する際の費用、業者選びのコツを解説します。

  1. こんなときは水道の蛇口交換が必要

こんなときは水道の蛇口交換が必要

水漏れや操作のしづらさ、異音が発生している場合は、水道の蛇口交換が必要です。これらの症状は、蛇口内部のパッキンや部品の劣化を示すサインです。

たとえば、蛇口をひねっても水の出が悪かったり、ハンドルが固くて回りにくかったりする場合は、パッキンの交換を試みます。パッキンを交換しても問題が解決しない場合や、蛇口の使用年数が10年を超えている場合は、蛇口全体の交換が有効な解決策となります。

  1. 交換前に知っておきたい蛇口の種類と特徴

交換前に知っておきたい蛇口の種類と特徴

ここでは、蛇口の種類や特徴を紹介します。

  1. 単水栓

水道の蛇口は、大きく「単水栓」と「混合栓」の2種類に分けられます。単水栓の特徴は、以下のとおりです。

特徴

水もしくはお湯のどちらか一方だけが出るシンプルな蛇口

操作

ハンドルを回すだけで水の出し止めが可能

設置場所

洗面所・キッチン・屋外

 

単水栓はシンプルな構造のため、子どもや高齢者のいる家庭でも安心して使用できます。

  1. シングルレバー混合水栓

シングルレバー混合水栓の特徴を、以下の表にまとめました。

特徴

一本のレバーで水量と温度を同時に調整できる蛇口

操作

レバーの上下で水流量の調整、左右で温度調節

設置場所

キッチン・洗面所・浴室

 

シングルレバー混合水栓は、片手で操作できる利便性の高さが特徴の蛇口です。

  1. 2ハンドル混合水栓

2ハンドル混合水栓の特徴は、以下のとおりです。

特徴

水とお湯を別々のハンドルで調整する蛇口

操作

ハンドルを個別に回して水量・温度調節

設置場所

キッチン・浴室

 

2ハンドル混合水栓は、水とお湯を独立したハンドルで調整できるため、温度を細かく設定したい場合に適しています。

  1. サーモスタット混合水栓

サーモスタット混合水栓の特徴を、以下の表にまとめました。

特徴

設定した温度を自動的に維持する機能を持つ蛇口

操作

温度調節レバーと吐水調節レバーで温度と水量を調節

設置場所

キッチン・浴室

 

サーモスタット混合水栓は、一度設定した温度を自動的に保つ機能があるため、急な水圧変化でも温度が安定します。子どもや高齢者のいる家庭でも安心して使用できます。

  1. 壁付け型・台付け型の違い

水道の蛇口は、取り付ける位置によって壁付け型と台付け型に分けられます。壁付け型の蛇口は壁面に直接取り付けるタイプで、台付け型の蛇口は洗面台やキッチンカウンターに設置するタイプです。

  1. 蛇口交換は自分でできる?必要な道具と手順

蛇口交換は自分でできる?必要な道具と手順

ここでは、蛇口交換の可否と必要な工具、手順を紹介します。

  1. 蛇口交換に特別な資格は不要

水道の蛇口交換やパッキンの取り換えなどの簡単な作業は、特別な資格がなくても自分でおこなえます。

なぜなら、水道法施行規則により単水栓の取り換えやパッキンの交換など、配管を伴わない軽微な作業は無資格でも可能であると認められているからです。

ただし、自分での交換に自信がない場合や交換がスムーズにいかない場合は、専門業者に依頼しましょう。

参考:e-Gov法令検索「水道法施行規則第十三条」

  1. 蛇口交換に必要な工具・部品

水道の蛇口交換に必要な工具・部品は、以下のとおりです。

工具

詳細

モンキーレンチ

ナットの緩めや締め付けに使用する

ウォーターポンププライヤー

蛇口本体や固いナットを回すときに使用する

ドライバー

ハンドル部分や装飾キャップを外すときに使用する

シールテープ

接続部分からの水漏れを防止するために使用する

古い歯ブラシ

給水管内部や接続部分の汚れを取り除くときに使用する

懐中電灯

視界を確保するために使用する

バケツ

水漏れやこぼれた水の処理に使用する

 

水道蛇口交換に必要な工具や部品は、ホームセンターや専門店、インターネット通販で入手できます。

  1. 基本的な交換手順

水道の蛇口交換は、以下5つのステップで実施します。

手順

解説

1:水の元栓を止める

元栓の場所
 ・戸建て住宅:敷地内のメーターボックス
 ・マンション:玄関脇のパイプスペースや洗面台下

2:古い蛇口を取り外す

 1. モンキーレンチで蛇口本体を反時計回りに回す
 2. 蛇口が外れたら給水管と蛇口の接続部分を確認する 
(※単水栓の場合)

3:取り付け部分を掃除する

 1. 古い歯ブラシを使って給水管の内部や接続部分のサビを取り除く
 2. タオルで水分や汚れを拭き取り、取り付け部分を乾かす

4:新しい蛇口を取り付ける

 1. 新しい蛇口の接続部分にシールテープを巻く
 2. 蛇口を給水管に合わせ時計回りに回して取り付ける
 3. モンキーレンチで締める
(※単水栓の場合)

5:水漏れをチェックする

 1. 元栓をゆっくり開ける
 2.蛇口周辺や接続部分から水漏れがないか確認する
 3.蛇口のハンドルを操作し、水の出具合や温度調整が適切か確認する

 

水道の蛇口交換は工具を用意し適切な手順を守れば、自分でできます。

  1. 蛇口交換を業者に依頼したらどこに頼める?

蛇口交換を業者に依頼したらどこに頼める?

ここでは、主な業者の依頼先を紹介します。

  1. 水道局指定業者

水道の蛇口交換は、水道局指定業者に依頼するのが無難です。なぜなら、水道局指定業者は、各自治体の水道局から認定を受けた水道工事のプロフェッショナルだからです。

水道局指定業者(※指定給水装置工事事業者)の指定を受けるためには、以下の厳しい基準を満たす必要があります。

指定要件

内容

給水装置工事主任技術者の選任

国家資格を持つ専門技術者を各事業所に置くこと

必要な機械器具の保有

管の切断・加工・接合用工具や水圧テストポンプなどを所有していること

欠格要件に非該当

破産手続き中ではない、過去に違反行為がない

 

水道の蛇口を交換する際は、配管のつなぎ方や使う部品にルールがあります。水道局指定業者は、ルールを守るための専門知識や技術を持っているため、安心して工事を依頼できます。

参考:厚生労働省「指定給水装置工事事業制度について」
   e-Gov法令検索「水道法施行令第六条」

  1. 蛇口を提供するメーカー

水道の蛇口交換は、蛇口を提供しているメーカーにも依頼できます。メーカーが提供している蛇口交換サービスは、そのメーカー製品に特化した専門性の高いサービスです。

たとえば、TOTOやLIXILなどの大手メーカーでは、アフターサービスとして蛇口交換を実施しています。製品をよく知るスタッフが対応してくれるため、安心して依頼できます。

  1. ホームセンターや家電量販店の委託先

水道の蛇口交換は、ホームセンターや家電量販店にも依頼可能です。たとえば、コーナンやヤマダ電機などでは、店内のサービスカウンターや公式Webサイトで蛇口の交換依頼を受け付けています。

ホームセンターや家電量販店であれば、蛇口の選定から交換まで一貫サポートしてもらえるため、自分で蛇口を購入し別途業者に依頼する手間も省けます。

なお、ホームセンターや家電量販店では、連携している専門の水道蛇口交換業者(委託先業者)が工事を担当するケースが大半です。

  1. 賃貸の場合は管理会社や大家に連絡

賃貸物件で水道の蛇口に不具合が生じた場合、管理会社もしくは大家に連絡しましょう。賃貸物件の設備は大家の所有物であるため、無断で交換工事をおこなうと契約違反になる可能性があります。

賃貸物件で蛇口の交換工事をおこなう場合は、管理会社が修理業者を手配し所有者負担で修繕するのが一般的です。ただし、入居者の過失により交換工事が必要になった場合は、自己負担となります。

参考:e-Gov法令検索「民法第六百六条」

  1. 蛇口交換の費用相場

蛇口交換の費用相場

ここでは、水道の蛇口交換を業者に依頼する場合の費用相場と、費用を抑えるコツをご紹介します。

  1. 交換費用の目安(本体価格+工賃)

水道の蛇口は、設置場所や使用目的に応じたタイプを選びましょう。以下に、主要な蛇口タイプと本体価格、工事費をまとめました。

蛇口タイプ(シャワーなし)

本体価格

工事費のみ

ワンホールタイプ

1万7,690~5万6,778円

7,000~1万1,000円

ツーホールタイプ

1万3,480~3万5,066円

1万~1万3,000円

壁付きタイプ

1万4,331~2万7,178円

7,000~1万円

 

上記を合算すると、蛇口交換の費用相場は3〜7万円程度になります。

  1. 費用を抑える方法

水道の蛇口交換費用を抑えるためには、本体を安く購入するもしくは工事費の安い業者に依頼するのがおすすめです。

ただし、工事費が安すぎる業者に依頼するとすぐに不具合が発生する恐れもあるため、本体価格を抑えるのが得策です。ネットショップやセールを活用すれば、蛇口本体の価格を抑えられます。

  1. 業者の選び方と依頼時の注意点

水道の蛇口交換を業者に依頼する前に、業者の選び方と依頼時の注意点を把握しておきましょう。

  1. 業者選びのポイント

以下に、業者選びの際に注目すべきポイントをまとめました。

実績数

実績数の多い業者であれば、知識や技術が充実しているため安心

口コミ

高評価な口コミが多い業者であれば、高品質な工事が受けられる

保証内容

保証内容が充実している業者であれば、トラブル発生時に無償または低コストで交換工事を受けられる

 

これらのポイントに注目し、信頼できる業者を選びましょう。

  1. 費用の内訳は依頼前に確認

費用の内訳は、蛇口交換の依頼前に確認することが重要です。依頼前に、以下の項目をチェックしておきましょう。

・作業工程の詳細(作業時間や事前準備、動作確認など)
・費用合計(出張費の有無や金額、基本工事費の内訳など)
・追加料金の有無(施工後のトラブル対応料金、早朝や夜間、休日の割増料金など)

キャンセル料の発生条件や金額、支払い方法なども確認しておくのがベストです。

  1. トラブルを防ぐための注意点

業者に水道の蛇口交換を依頼する際は、トラブルを避けるために以下の項目を確認しましょう。

・見積り時に詳細な料金内訳を提示してくれるか
・追加費用が発生するケースについて事前説明があるか
・アフターフォローが充実しているか

水道局指定業者へ蛇口交換工事を依頼すれば、トラブル時も水道局を通じた対応を受けられるため安心です。

  1. 水回りのお悩みは水のトラブルサポートセンターにご相談を

水道の蛇口は約10年で寿命を迎えます。蛇口から水漏れしていたり、ハンドルを回しても水が出にくかったりする場合は、蛇口の交換が必要です。

蛇口の交換は自分でできますが、水漏れや取り付け不良のリスクがあるため、業者に依頼するのがおすすめです。

水回りのお悩みは、水のトラブルサポートセンターにご相談ください。24時間365日、水回りのトラブルに対応しています。出張費・見積り・深夜割増は一切いただきません。

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