お風呂場から臭いがする
こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、私の家のお風呂から嫌な臭いがしてきました。
気温や湿度も上がってきたので、余計に感じたのかもしれません。
今日はお風呂の嫌な臭いはどうすればいいか、お話したいと思います。
◆排水口
お風呂の悪臭の原因NO1は、やはり排水口です。
お風呂は髪の毛や体を洗う場所なので、抜けた毛髪や皮脂や垢、シャンプーなど色々な物が
流れていきます。1回のお風呂で流れる量は僅かでも、積み重なると汚れが蓄積して雑菌などが
繁殖した結果、臭ってしまうことになります。
まずは、汚れの状態を確認します。
排水カバーを開けると、ヘアキャッチャーと呼ばれるゴミ受けがあります。
文字通り、抜けた髪の毛が引っかかるようになっていますが、その他にも色々な異物を受け止めて
います。ゴミ受けの中が、それらでいっぱいになっていると臭いの原因となることがあります。
ヘアキャッチャーを外すと水が溜まっている「排水トラップ」があります。そこにも汚れが
溜まってくるので定期的に掃除をしましょう。
また
外した排水口カバーの裏側のチェックも忘れないように。カバーの裏側も結構ヌメリなどが
付いている場合があります。
◆壁・床
排水口や浴槽の掃除はしていても、壁や床は以外と掃除頻度が少なかったりします。
シャワーで流したお湯、飛び散った水などが付いたままになって、ぬめり汚れが発生し
ニオイを放つことがあります。
◆換気扇
なんだかお風呂がカビ臭いという時は、換気扇が原因のことが多いようです。
換気扇は空気を吸い込みますので、空気中のホコリ等も一緒に入ります。
お風呂は湿気が多いので、換気扇内もジメジメしていて、そこにカビの栄養となるホコリも
溜まっていると、カビにとって好環境になります。
結果、カビが繁殖し換気扇を使った時にニオイが充満することになります。
また、換気扇からカビの胞子も飛んでくるので、お風呂全体にカビが生えやすくなったり、健康面でもあまり良くありません。
では、各箇所をしっかり掃除してきましょう。
◆排水口
まずはヘアキャッチャーです。洗剤を使うのでゴム手袋は必須です。
浴室用洗剤と、使用済歯ブラシがあると便利です。
ヘアキャッチャーに洗剤をつけてゴシゴシするのもいいのですが、カビ用の漂白剤に
一旦漬けてから掃除するとより簡単にできてきれいになります。
排水口カバーの裏面も汚れが多く付く場所なので、ヘアキャッチャーと一緒に漂白剤に
漬けておくのも効果的です。
排水トラップは、専用の洗剤もありますが、重曹とクエン酸でもきれいにすることができます。
規定量を入れて、5分ほど放置した後、ぬるま湯を流し込みます。
構造によって部品もまちまちですが、外せる物は漂白剤に漬けておくと防臭効果が期待できます。
◆壁・床
壁。床には、水垢などの「アルカリ性汚れ」と皮脂などの「酸性汚れ」の両方の汚れがあります。
中和するのに、重曹はとても効果的です。
粉末を壁につけることは出来ないので。液状にしてスプレーします。
100均でも売っているようなスプレーボトルを用意して、400~500mlのぬるま湯に
重曹を小さじ2杯程度溶かした物を入れて噴霧します。
なるべく壁全体に行き渡るようにスプレーしていきましょう。
その際は、必ず換気をするようにします。汚れ具合によって15分~1時間程度放置します。
その後、お湯のシャワーで洗い流します。
◆換気扇
換気扇は、天井に付いていることが多いので、ご自身で難しい場合は、業者に依頼しましょう。
対応可能であれば、カバーを外して、各パーツを順番に外していきます。
ホコリなので、まずは掃除機で吸って取れるところまで取ってから洗剤で洗います。
本体が濡れないように注意しましょう。
きれいになったら、掃除などの手間がなるべくかからないようにしたいですね。
◆排水口
排水口用のネットを付けて髪の毛やゴミなどはサッと取れるようにしておきましょう。
また排水口上に乗せるシール状の物もありますので、併用するとより効果が高くなります。
髪の毛やゴミは、少し溜まった時に取って洗っておくと、手間がかからずきれいにできます。
◆お風呂上がりのひと手間
お風呂を出る前に、少し熱めのお湯シャワーを壁・床にかけます。
腰より下の低いところは汚れが付きやすいので、丁寧に流しましょう。
可能であれば、水切りワイパーで残った水分を取っておくとカビ防止にもなります。
◆換気扇
なかなか掃除しづらい場所にあるので、いろいろ防止策を講じたいところです。
我が家では「ホコリ取りフィルター」を貼っています。ちょうど換気扇の吸い込み口に
ピタッと貼るタイプのものを使っています。
ホコリが溜まっているのが目で確認できるので便利です。
可能であれば、お風呂のドアを少し開けて換気しておくのも湿気対策に効果的です。
きれいに掃除しても臭いが取れないという場合は、奥の排管から掃除が必要なときもあります。
いろいろやってみたけど、臭いが取れない時は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談ください。
フリーダイアル:0120-882-333(タップで、電話がかけられます)
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最終記事更新日:2023.11.30