最終更新日:2023.07.30 お役立ち情報
止水栓について
こんにちは。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
家の中には色々な水道があります、止水栓は、各水道に設置されている器具です。
どこにあるのか、どうやって操作するのかを知っておくと、水漏れなどのトラブルの際
便利です。
◆止水栓とは
各水道の途中にあって、文字の通り、水を止める栓ですが、水の勢いを調節する働きもあります。
外面にあることが、あまりないので、ご存知ない方も多いかもしれません。
しかし、どこにあるのか、水を止めるにはどうしたらいいのかを知っておくと
水漏れ等が起こった時に慌てなくてすみます。
◆元栓とは違います。
止水栓は、台所やお風呂、洗面台、トイレなど、各々の水栓に付いていて、各水栓の
水を止めたり、勢いを調節します。
元栓は、ご家庭の水道の入り口にある水道メーター付近にあって1ヶ所だけです。
元栓はご家庭全体の水を調整する器具なので、元栓を閉めると家全体の水が出なくなります。
◆止水栓の主な場所
◎トイレ
多くの場合、壁から出ている配管との繋ぎ目に設置されています。外からは見えないように
カバーの中にあるものもあります。
温水洗浄便座が付いている場合は、トイレとは別に便座用の止水栓があることもあります。
操作方法は、ハンドルやダイアルが付いている物、マイナスドライバーを使う物など
があります。
◎キッチン・洗面台
シンク、ボウルの下の収納のところにあります。すぐ目に付くところにある場合と奥側で
目隠しされているケースもあります。
操作方法は、素手で出来る物が主流になってきています。以前はマイナスドライバーを
使うものがありましたがダイヤル型、コックレバー型が多くなってきています。
◎お風呂
湯船の端にある蛇口の場合は、その下の点検口を開けて探してみましょう。
点検口はネジで止めてあることが多いのでドライバーで外して開けてみて下さい。
◆止水栓で水と止める、水を出す、憩いを調節する
水漏れ等が起こって、ご自身で修理をされる時は水を止める必要があります。
その際は各水道の止水栓は元より、元栓を閉めることも忘れないようにしましょう。
各水栓で操作方法が異なることもあるので、必ず取り扱い説明書を確認してください。
◎水を止める
① 元栓を閉める
② 止水栓に繋がっている配管が動かないように注意して止水栓を閉める
③ これ以上回らないところまでいったら、元栓を少し開けて止水栓から水が漏れていないか確認。
④ 蛇口の水を出す操作をしてみて、水が出ないことを確認。
◎水を出す
① 元栓を開ける
② 止めたときと反対回りに止水栓をゆっくり回して開けていく
③ 蛇口の水を出してみる、止水栓から水漏れしていないかも確認
④ 元栓のパイロットが回っているかも確認。
◎勢いを変える
水の勢いが必要以上に強すぎる場合は、止水栓で弱めることができます。
少しづつ止まる方向にまわして調節してみてください。
強めたい時は、いきなり大きく回すと。強い勢いの水が出てしまうので
ゆっくり操作するようにしてください。
◆止水栓が回らない
あまり触ることのない物なので、固くて回らないというケースも多いです。
原因としては「サビで固まっている」「ネジ頭が潰れてしまっている」などが
考えられます。
逆に回していることもあるので、方向も確認してみてください。
どうしても回らない場合は、無理に回すと給水管破損に繋がったりするので
そういう場合は業者に依頼しましょう。
止水栓でお困りの際は、水のトラブルサポートセンターにご連絡ください。
フリーダイアル:0120-882-333(タップで、電話がかけられます)
webからのご依頼は、 こちら
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最終記事更新日:2024.08.23