最終更新日:2019.12.23 お役立ち情報
蛇口から出る水の色がおかしい!?
こんにちは。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
又、水のトラブルサポートセンターをご利用いただきありがとうございます。
いざ、水を使用しようとした時にこんな経験はありませんか?
「びっくり!水の色が変色している!!」
水は、人間にとって欠かせないものです。そして、水の色は、透明であるのが普通ですよね。
どうして水が変色してしまうのか。
その原因と対処方法をお話していきたいと思います。
原因
・茶色い水
水道管が錆びてしまい、内部の金属などが剥がれ落ちて、水道水に流入していることが原因です。
最近では、錆びないような加工をしたり、プラスチック製の水道管などが使用されています。
ただ、築年数が経っている古い住宅は、金属製の物が使用されている事が多いので、水道管を確認してみましょう。
変色した水を使うことはできません。
対処方法:しばらくの間、水を勢いよく出し続けます。剥がれ落ちた金属などを、出し切るイメージです。
但し、近隣の複数宅で起こっている場合は、水道本管が原因の場合もあるので、水道局に連絡しましょう。
・黒い水
水道の水には、微量のマンガンが、含まれていることがあります。
水の消毒で使用される塩素によって、このマンガンが酸化すると黒色の「二酸化マンガン」になります。
黒い水が出る時は、この二酸化マンガンが水道管に徐々に堆積し、水圧の強弱によって剥がれ落ちて流れてきている場合が多いです。
対処法:茶色い水が出る時と同様、水を出し続けます。
出し続けても透明に戻らない場合は、業者へ調査を依頼してください。
・白い水
主に、「微細な気泡(空気)」の混入が原因と言われています。
給湯器などにより、水が温められた際の水の飛び跳ね防止の道具がついている時に発生しやすいです。
この場合、原因は空気なので、時間が経てば水の色は元通りになります。
しかし、時間が経っても白く濁ったままの場合は、水道管のメッキで使われている「亜鉛」が原因の可能性があります。
白い水のまま、戻らない場合は、一度煮沸してみてください。
亜鉛が原因の場合は、油膜のような物が出来て更に白く濁ります。
亜鉛が原因だった場合、そのまま放っておくと、水道管が損傷し、茶色い水が出てくる可能性があります。早めに業者に調査を依頼しましょう。
・青い水
光の加減によって青く見えることがあります。
海水は透明なのに、海は青く見えるのと同じです。
先ずは、市販の水と色を比べてみてください。
市販の水より、水道から出た水の方が明らかに青い場合は
給湯設備から不凍液などが混ざっている場合もあり危険です。
直ちに使用を中止し、業者に調査を依頼してください。
生活に不可欠な水。
口に入れる物なので、透明なはずの水に色が付いていたら不安になります。
大丈夫なのか、判断がつかない場合は、水のトラブルサポートセンターにご連絡ください。
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最終記事更新日:2024.08.23