キッチンや浴室、洗面所などの蛇口が壊れると、日常生活に支障が出て困ってしまいますよね。

蛇口の故障は、軽微であれば修理で対応できる場合もありますが、経年劣化が進んでいる場合は本体ごと交換するのがおすすめです。

それでは、蛇口の交換では一体どのくらい費用がかかるのでしょうか？この記事では、蛇口交換の主な依頼先や場所別の費用相場を解説します。

蛇口交換にかかる費用を安く抑える方法も紹介しますので、参考にしてください。本記事を読めば、無駄な出費を防ぎつつ、自分に合った方法で安心して蛇口を交換できるようになります。

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蛇口の交換費用は工事費込みで5万円前後

蛇口の交換費用は、蛇口本体の購入費用＋取り付け工事費で50,000円前後が相場です。

取り付け工事費は7,000〜11,000円前後で、蛇口の本体価格は搭載している機能の種類や性能によって異なります。

たとえば、蛇口の本体価格はシンプルなものであれば10,000〜30,000円程度です。それに対して、シャワー付きは20,000〜30,000円、タッチレス機能は15,000〜60,000円、浄水器付きは20,000〜130,000円程度です。蛇口は多機能・高性能なものほど値段が高くなる傾向があります。

1. 【場所別】蛇口の交換費用相場

ここからは、蛇口の代表的な設置場所別に、交換にかかる費用の目安を紹介します。

・キッチン
・お風呂場
・洗面台
・洗濯機
・屋外

1. キッチンの蛇口交換

キッチンの蛇口交換の費用相場は、本体費用と取り付け工事費を合わせて約30,000〜70,000円前後です。

キッチンでは、レバーを上下に動かすことで水量を、左右に動かすことで温度を調整できるシングルレバー混合栓がよく採用されています。シングルレバー水栓は、シンプルなものであれば6,000円前後で購入可能です。

ただし、キッチンでは先述したようにシャワー付きやタッチレス、浄水器付きなど多機能タイプを選ぶことも多く、その場合は機能の種類や性能に応じて交換費用も高くなる傾向にあります。

1. お風呂場の蛇口交換

お風呂場の蛇口交換の費用相場は、本体費用と取り付け工事費を合わせて約30,000〜60,000円前後です。

お風呂場では、サーモスタット混合栓がよく採用されています。サーモスタット混合栓とは、設定した温度のお湯が出せる水栓です。横長の本体についている左右のレバー・ハンドルで、それぞれ水量・温度を調整します。サーモスタット混合栓は、他の蛇口に比べて交換作業の難易度が高いため、工事費用が数千円ほど高い傾向があります。

また、築年数が古い建物の場合は、ツーハンドル混合栓を使用している場合もあります。ツーハンドル水栓とは、お湯と水のハンドルがそれぞれ独立し、両者の水量を調整することで温度調節ができる水栓です。構造がシンプルで交換作業が比較的簡単なため、サーモスタット混合栓に比べて交換費用を安く抑えられます。

1. 洗面台の蛇口交換

洗面台の蛇口交換の費用相場は、本体費用と取り付け工事費の合計で約20,000〜50,000円前後です。

洗面台ではキッチンと同様、シングルレバー混合栓がよく採用されています。シンプルなタイプであれば、蛇口の本体価格は6,000円前後です。ただし、掃除や洗髪のためにシャワー機能つきのものやシャワーホースが伸びるタイプを選ぶ場合、本体価格は20,000〜30,000円程度となります。

1. 洗濯機の蛇口交換

洗濯機の蛇口交換の費用相場は、本体費用と取り付け工事費を合わせて約16,000〜36,000円前後です。

洗濯機には構造がシンプルな単水栓が採用されていることが多いため、他の場所と比べると安価な費用で交換が可能です。

また、単水栓より価格は高めですが、近年では緊急止水機能付きの蛇口も登場しています。洗濯機のホースが外れるなどの接続不良があった場合、水漏れを防ぐための安全装置が組み込まれた水栓です。

このような洗濯機専用の蛇口への交換を希望する場合は、設置環境や配管、適合する製品を確認する必要があるため、専門の業者に相談しましょう。

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屋外の蛇口交換

庭などの屋外に設置されている蛇口も、単水栓が多く採用されています。したがって、屋外の蛇口交換にかかる費用は、洗濯機と同様、本体費用と取り付け工事費込みで約16,000〜36,000円前後が相場です。

また、屋外にある水栓は直射日光や雨などの影響を直接受けるため、劣化が早い傾向にあります。配管内部で腐食（サビ）や破損が起きている恐れもあるため、蛇口以外にも不具合がある場合はそれらの対応も踏まえて見積もりを依頼しましょう。

1. 蛇口交換の費用を安く抑える方法

蛇口交換の費用は、1. 蛇口の交換費用は工事費込みで5万円前後でも説明したとおり、蛇口の本体価格によって大きく左右されます。そのため少しでも費用を抑えたい場合は、なるべく必要な機能だけを備えたシンプルな蛇口を選ぶのがおすすめです。

また、取り付け工事費を節約したい場合は、業者に依頼せず自分で交換するのも一つの手段です。ただし、水道やDIYに関する知識・経験がない場合、水漏れや部品の破損リスクがあるため注意しましょう。交換に失敗すると余分に工事費用がかかってしまう可能性もあるため、作業に自信がない方は無理せず業者に依頼するのが安心です。

また、店舗にもよりますが、大手ホームセンターでは購入した蛇口の取り付け工事を依頼することも可能です。蛇口購入とセットで施工を依頼することで、割引を受けられる場合もあるため、店員に確認してみるとよいでしょう。

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1. 蛇口の交換前に確認しておきたいこと

蛇口が故障した際は、適切な対応をとるためにも、事前に以下の項目を確認しておきましょう。

・蛇口の寿命を確認する
・蛇口の破損具合を確認する
・ゴミなどのつまりはないか確認する
・交換の見積内容を確認する

1. 蛇口の寿命を確認する

軽度の故障であれば交換ではなく、部分的な修理で対応しようと考えている方もいるでしょう。

蛇口の耐用年数は、使用頻度によっても異なりますが、一般的に10〜15年とされています。そのため、この年数を超えているあるいは近い場合は、修理ではなく蛇口本体の交換がおすすめです。一部を直しても、すぐ別の箇所で不具合が起きる恐れがあるためです。

また、繰り返し修理するより、本体を交換してしまったほうが結果的に工事費用を抑えられるケースも珍しくありません。

1. 蛇口の破損具合を確認する

破損の程度によっても、修理（部品交換）で済むのか、本体交換が必要かは異なります。

まだ蛇口の使用年数が短く、不具合が軽微な場合は、一部の部品交換で改善する場合もあるでしょう。ただし、軽微な故障でも複数箇所の部品交換が必要な場合は、本体ごと交換したほうが安く済む場合もあります。

反対に、腐食（サビ）が進んでいる、設置部分からぐらついているなど蛇口全体が経年劣化がしている場合は、本体交換のサインです。

このように、交換と修理どちらの対応が適切かは状況によって異なります。業者に故障の理由や蛇口全体の状態を見てもらったうえで、どちらがよいか相談して決めるとよいでしょう。

1. ゴミなどのつまりはないか確認する

蛇口の先には、水の中の不純物や汚れを取り除くためのフィルター（ストレーナー）が付いています。「水の勢いが弱い」「水があちこちに飛び散る」などの症状がみられる場合は、このフィルター（ストレーナー）が目づまりしている恐れがあるため、取り外して古い歯ブラシなどで掃除しましょう。

とくに、築年数が古い家は、鉄製の配管から出るサビでつまりやすい傾向にあるため注意が必要です。

掃除しても水の流れが改善されない場合は、蛇口や給湯器の故障が不具合の原因だと考えられます。専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

1. 交換の見積内容を確認する

業者への依頼で「予想以上に交換費用がかかった……」と後悔しないためには、事前に見積もりの内訳を確認しておくことが重要です。作業費、部材費などはいくらか、出張費や夜間・早朝料金の有無などをチェックしておきましょう。

また、時間に余裕がある場合は、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」がおすすめです。相場がわかるだけでなく、サービスの質や対応力の違いも比較できるため、条件も価格も納得できる業者に依頼できます。

無駄な出費を避けるためにも、見積もり費が無料の業者で比較検討しましょう。

1. 蛇口交換を依頼できるところは？

蛇口に不具合が生じた際、どこに連絡すればよいかわからず、対応に迷う方もいるでしょう。　

蛇口の修理・交換の主な依頼先は以下のとおりです。

・蛇口メーカー
・家電量販店・ホームセンター
・リフォーム会社
・水道業者

1. 蛇口メーカー

設置したばかりの蛇口で不具合が生じた場合は、蛇口のメーカーに問い合わせするのがおすすめです。

製品の初期不良であれば、無償で交換してくれる可能性があります。保証書を確認し、保証対象や期間、商品の品番や購入時期を確認しましょう。保証期間はメーカーによって異なりますが、購入から1～3年程度です。

ただし、すぐの対応は難しいほか、配管や給湯器など蛇口以外が原因の場合は対応してもらえないことがあるため注意が必要です。

1. 家電量販店・ホームセンター

家電量販店やホームセンターでは、購入した蛇口の取り付け工事を依頼できる店舗もあります。実際に見本を見て、店員と相談しながら複数のメーカーの蛇口を比較検討できるのは大きなメリットといえるでしょう。

ただし、希望する製品によっては取り寄せとなり、交換まで時間がかかる場合もあります。また、交換作業は専門業者に委託するケースが多いため、業者を自由に選べないのがデメリットです。

1. リフォーム会社

水回りの工事を承っているリフォーム会社なら、蛇口交換の依頼も可能です。ライフスタイルや要望に応じて、最適な蛇口の選定や種類の相談にも応じてもらえるでしょう。

ただし、多くの場合作業費は日当で計算されるため、短時間で完了する交換作業だと料金が割高になる場合があります。また、会社によっては蛇口交換のみの作業は対応してもらえない場合もあるため、事前に確認しましょう。

1. 水道業者

早めに対応してもらいたい場合は、水道工事の専門業者がおすすめです。
地域密着型の業者が多いため、他の依頼先に比べてスピーディに対応してもらえます。また、販売店を介さず施工業者に直接依頼するため仲介手数料がかからず、工事費用も安く抑えられる傾向にあります。

ただし、なかには依頼者の困った状況につけこんで、法外な料金を請求する悪徳業者も存在するため注意が必要です。

複数社に見積もりを依頼し、工事の内容や費用を比較することで、信頼できる業者を見極めましょう。

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1. 蛇口の交換なら水のトラブルサポートセンターまで

蛇口の交換費用は、蛇口本体の本体価格＋取り付け工事費で50,000円前後が相場です。

蛇口本体はシンプルなものであれば10,000〜30,000円程度ですが、シャワー付きやタッチレス、浄水器付きなど多機能・高性能であればあるほど値段が上がる傾向があります。

蛇口交換の依頼先は、蛇口メーカーや家電量販店・ホームセンター、リフォーム会社などさまざまですが、スピーディな対応をご希望の場合、水道業者への依頼がおすすめです。地域密着型の業者が多いため、即日〜翌日など迅速な対応が期待できます。

水のトラブルサポートセンターは、トイレや浴室、キッチンの水漏れ・つまりなどのトラブルを解決する水道業者です。お見積もり費や出張費は0円。深夜割増料金などもなく、地元の専門スタッフが最短20分で現場まで駆けつけます。

キッチンや洗面所、浴室や屋外などさまざまな蛇口交換作業を承りますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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