最終更新日:2025.11.07 トイレ水トラブログ

トイレつまりは排水管が原因?自分で対処する方法や予防法を解説

トイレつまりは排水管が原因?自分で対処する方法や予防法を解説

トイレが急に流れなくなった場合、原因の多くは排水管のつまりにあります。トイレットペーパーの流しすぎや異物の混入、排水管内の汚れや劣化など、さまざまな要因で水の流れが悪化します。放置すると悪臭や水漏れ、床下への浸水といった被害につながることも。

この記事では、排水管のつまりの主な原因や自分でできる対処法、業者に依頼すべきケースを解説します。正しい対処法を知ることで、トイレのトラブルを未然に防ぎ、快適な生活を保てます。

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目次

トイレのつまりは排水管が原因?

トイレのつまりは排水管が原因?

トイレには給水管と排水管の2種類の配管がありますが、つまりが発生するのは排水管です。通常、排水管は勾配を利用して高いところから低いところに水が流れるようになっています。そのため、排水管つまりを起こしたら自然の圧力での解消は難しくなります。

また、トイレの排水管は封水を溜めるため、排水管自体が曲がった構造をしておりつまりを起こしやすいといえます。

トイレつまりの直し方や原因については、以下の記事を参考にしてください。

トイレつまりの直し方10選!原因や修理の依頼ポイント、ひどい場合の対策も紹介

 

  1. トイレの排水管でつまりが発生しやすい場所

トイレの排水管でつまりが発生しやすい場所

前項で、トイレの排水管は構造上つまりやすいことを説明しましたが、実際につまりやすいカーブがある箇所は主に2つあります。

1つ目は「堰(せき)」と呼ばれる部分です。ここは、下水が逆流した際に水をせき止める役割を持つため、少し高くなっています。カーブの角度が比較的急なため、流す量や水圧によっては、うまく通過できずにつまることがあります。

もう1つは、堰を通過したあとの排水管の手前部分です。ここはわずかに低くなっており、流れ切らなかったトイレットペーパーや排泄物が滞留しやすい構造になっています。そのため、時間の経過とともに汚れが蓄積し、つまりの原因になることがあります。

  1. トイレがつまる主な原因

 

トイレがつまる主な原因

トイレつまりの原因は、流した物の量や性質などさまざまです。ここでは、弊社にも依頼があるトイレつまりの原因についてまとめてみました。

  1. 大量のトイレットペーパー

トイレの排水管つまりの原因の代表が、大量のトイレットペーパーです。
トイレットペーパーは水に溶けるよう設計されており、その規格は国が定めています。

しかし、想定外の大量のトイレットペーパーを一度に流すと溶け切らず残ってしまい、排水管つまりの原因になります。トイレットペーパーを使ったときは必ず大洗浄レバーで流すようにしてください。

  1. 生理用品やおむつ、ティッシュペーパー

生理用品やおむつには、吸水ポリマーという素材が使われており、水を吸収するとどんどん膨らむ性質があります。誤ってトイレに流してしまうと、排水管の中で膨張してすぐにつまりを引き起こします。流してしまった場合は、できるだけ早く取り出すことが大切です。放置しても自然に流れることはないので注意しましょう。

また、ティッシュペーパーはトイレットペーパーと見た目が似ていますが、性質はまったく異なります。トイレットペーパーは水に溶けるように設計されていますが、ティッシュペーパーは水に溶けにくい素材でできています。そのため、トイレットペーパーの代わりに使用するとつまりの原因になります。

  1. ペット用トイレ砂

トイレ用の砂はトイレに流せると謳っている商品も多々ありますが、できればトイレには流さず、一般ゴミとして処理することをおすすめします。砂は水には溶けないので、つまりの原因になる恐れがあります。どうしてもトイレに流す場合は一気に流さず、少しずつ様子を見ながら流すようにしましょう。

また、ペットの便は固く水に溶けにくい、軽くて水に浮くという性質を持っているので、流すなら砂だけにしておくことをおすすめします。

  1. 水に溶けない固形物

ボールペンやスマートフォンなどの固形物を、ついうっかり便器に落とし、流れてしまったという依頼をいただくことも稀ではありません。他にも、カイロや財布、時計などをポケットに入れてトイレに行ったら落ちてしまったという事例もあります。見えるところにある場合は、直接取り出すこともできますが、見えないところまで流れてしまったら速やかに業者に依頼してください。

また、どんなに小さい物でも排水管内にとどまったら、そこにトイレットペーパーなどが引っ掛かって蓄積し、つまりの原因となります。放置はせず必ず調査するようにしましょう。

  1. 尿石

尿石とは、尿に含まれる尿素やたんぱく質といった成分が変質して石のように固まった汚れです。便器の内部に黄ばんだ茶色の固い汚れがあったら、尿石です。

定期的に掃除をしていると尿石が蓄積することはありませんが、怠っていると排水管内部にも尿石が蓄積していきます。尿石のみで排水管を塞いでしまうことは何十年も掃除をしていない、ということでなければ起こりません。

しかし、排水管に付着した尿石にトイレットペーパーや排泄物が引っ掛かって、結果トイレつまりの原因になることはあるため、定期的な掃除は必要です。

  1. 節水

節水は環境的にもお財布的にもとてもよい取り組みですが、トイレの節水には注意が必要です。トイレの節水でよく使われているのがタンク内にペットボトルを入れて水量を調整する方法です。使用水量が減るので節水にはなりますが、トイレを流すのに必要な水量を満たしていなければつまりの原因になります。

また、常に小洗浄レバーを使っている場合も水量不足によりつまりの原因になります。小洗浄レバーは液体のみを流す水量となっているため、トイレットペーパーを使用した際は必ず大洗浄レバーを使うようにしましょう。せっかく節水しても、トイレつまりで高額な修理代金がかかっては本末転倒です。

  1. 老朽化

一般的にトイレの寿命は使用状況にもよりますが、10~15年といわれています。劣化が進みやすいのは排水管、給水管、タンク内部品です。いくら掃除をしても長年の使用により、排水管内には尿石や汚れが蓄積していき、トイレつまりを引き起こします。つまりが発生し、使用年数が10年を経過している場合は交換も視野に入れて、業者に調査依頼をしてみてください。

  1. 汚水桝のつまり

汚水桝は、家庭から出る汚水を一時的に集めて下水へ流す役割を担っています。大量の汚水を一度に流すと溢れるため、水量を調節したり、固形物を沈殿させて下流に流れないようにしています。

屋外に設置されているため、落ち葉や砂利が混入してつまりが起こることがあります。汚水桝がつまると、トイレの排水が処理できず、溢れやつまりの原因になります。また、木の根が入り込んで汚水桝を破損させるケースもあるので注意が必要です。

  1. トイレの排水管つまりが発生したらまずすべきこと

トイレの排水管つまりが発生したらまずすべきこと

トイレの排水管つまりを自分で直すには、事前準備が必要です。ここでは、初めにやるべきことを紹介します。

  1. 必要なものを準備する

まずは、つまり解消作業に必要な物を準備します。
・バケツ
・ビニールシート、養生シート、新聞紙
・ゴム手袋(できれば肘まである長いタイプの物)
・マイナスドライバー(止水栓のタイプによっては不要)
・灯油ポンプ
・雑巾や古布、古タオル

  1. 止水栓を閉める

作業中に水漏れが起こると作業に支障が出ますので止水栓を閉めて水を止めます。止水栓は真ん中に溝がある物はマイナスドライバーを使って閉めます。最近は、キッチン止水栓のようにハンドルタイプの物もあります。ハンドルタイプはそのまま手で閉めることができます。

止水栓の場所は、タンクにつながっている給水管をたどっていくと壁や床にあります。あらかじめ自宅のトイレ止水栓がどこにあり、マイナスドライバーがいるタイプなのか確認しておけば安心です。

  1. 電源プラグを抜く

ウォシュレットを使用されている場合は、電源プラグを抜きましょう。電源プラグはビニールなどに入れて水に濡れないようにしておきます。また、濡れた手で直接触らないように注意してください。感電の恐れがあります。

  1. トイレの排水管つまりを自分で対処する方法

トイレの排水管つまりを自分で対処する方法

トイレの排水管つまりを自分で対処する方法はいくつかありますので、試してみてください。

  1. バケツで高い位置から水を流す

バケツで水を注ぎ込むことでつまりが解消する場合があります。ポイントは、なるべく高い位置から注ぎ込むことです。水はねが起こるのでトイレ周辺は養生しておきましょう。

-手順-
1.便器内の水は汲み出して、排水口に水が直接当たるようにします。
2.腰のあたりにバケツを持ち、トイレ排水口に向かって一気に流し込みます。
3.数回繰り返して、つまりが解消されるか確認します。

この方法が有効的なのは軽度なつまりの場合です。しかし、数回繰り返しても解消しない場合は他の方法を試してみましょう。

  1. ぬるま湯を流す

つまりの原因が水に溶ける物で合った場合、お湯を流すことでつまりが解消される場合があります。

-手順-
1.便器内の水を汲み出して、排水口にお湯が入るようにします。
2.お湯をゆっくり流して1時間ほど放置し、バケツで水を流してつまりが解消されているか確認します。
3.数回繰り返して、つまりが解消されるか試します。

この方法の最大の注意点は、熱湯を使わないことです。便器は陶器製なので、いきなり熱湯をかけると割れてしまったり、ヒビが入ったりします。必ず50℃前後のぬるま湯を使うようにしましょう。

また、つまりの原因が水に溶けない固形物の場合、まったく効果がないので別の方法を試してください。

  1. 重曹とお酢(クエン酸)を使用する

トイレだけでなく、あらゆるところのつまりに効果が高いのが重曹とクエン酸です。重曹とクエン酸は、混ざることによって炭酸ガスが発生し、その力で汚れやヌメリを浮かせて除去します。この方法も、炭酸ガスで浮かない固形物には効果がありませんので注意しましょう。

-手順-
1.便器内の水を汲み出して、排水口付近に重曹が撒ける状態にします。
2.排水口付近に重曹を計量カップ1/4程度、まんべんなく撒きます。
3.重曹に均等にかかるよう、計量カップ1/2程度のクエン酸をかけます。
4.ぬるま湯を便器の半分くらいの水位になるまで注ぎます。
5.そのまま1時間程度放置します。
6.バケツで水を流して、つまりが解消されているか確認します。

  1. ラバーカップ(スッポン)を使用する

つまり解消の道具の代表がラバーカップ(スッポン)です。ラバーカップはホームセンターなどでも購入が可能なので準備しておきたい道具の一つです。購入する際は、サイズと形状を間違えないようにしましょう。

-手順-
1.水はねが起こるため、便器周辺をしっかり養生します。
2.便器内の水位をカップが隠れるくらいに調整します。
3.便器を覆うビニールシートがあれば、水はね防止に役立ちます。
4.ラバーカップをゆっくり押し込み、中の空気を抜きます。
5.これ以上押せないところまできたら、一気に勢いをつけて引っ張ります。
6.数回繰り返してみます。
7.バケツで水を流し、つまりが解消されているか確認します。

  1. 真空式パイプクリーナーを使用する

真空式パイプクリーナーはラバーカップと同じ原理でつまりを除去する道具です。ラバーカップは手動ですが真空式パイプクリーナーはポンプが付いているのでより強い吸引力でつまりを解消します。真空式パイプクリーナーはホームセンターやインターネット通販などでも購入可能です。用途によってサイズがあるので注意しましょう。

-手順-
1.パイプクリーナーのハンドルを押せるところまで押しておきます。
2.便器内にパイプクリーナーを入れ、カップが隠れるくらいの水位に調整します。
3.しっかり密着させた状態で、ハンドルを一気に引き上げます。
4.この動作を数回繰り返します。
5.バケツで水を流し、つまりが解消されているか確認します。

※便器内でハンドルを押し込むと水が跳ねるので、必ず便器に入れる前にハンドルを押し込んでください。

  1. 専用薬剤を使用する

トイレつまり用の薬剤を使用することでつまりを解消することができます。つまっている原因によって薬剤が異なります。また、トイレつまり専用薬剤は強力な物が多いので取り扱いには注意が必要です。メーカーによって使用方法や注意点が異なり、放置する時間も違います。とくに、禁止事項は重大な事故を招く恐れがあるので、説明書をよく確認して必ず守るようにしましょう。

  1. ワイヤーブラシを使用する

ワイヤーブラシは、長いワイヤーの先にブラシが付いており、手元のハンドルを操作してブラシで汚れを除去する道具です。管の中の汚れをこすり取ることに長けています。ただし、トイレの排水管はトラップでカーブになっているので少々扱いが難しく注意が必要です。

  1. 針金ハンガーを使用する

道具が何もない場合、針金製のハンガーで代用できます。あまり固い物だと排水管の奥に入らないので、手で簡単に曲げることができるものを使いましょう。

-手順-
1.ハンガーのフック部分をペンチで切ります。
2.便器に入る側の先端に輪を作ります。
3.ゆっくり便器内に入れ、奥まで押し込みます。
4.何かに当たったら小刻みに動かし、つまりの原因を削ります。
5.つまりの原因が小さくなり水が流れるようになったら、さらに削ります。
6.つまりの原因がなくなったら、バケツで水を流してつまりが解消されているか確認します。

この方法の注意点としては、うまく奥まで入らないときは無理に押し込まないようにしましょう。便器に傷が入ったりハンガーが排水管内で破損して取り出せなくなる恐れがあります。

  1. 高圧洗浄機を使用する

最近の高圧洗浄機は、一般ユーザーでも簡単に操作できるようになりました。機械で強力な水圧を作り出して、つまりや汚れを除去できます。

しかし、水圧の強さには注意が必要です。つまりを取りたい一心で、いきなり強い水圧をかけてしまうと排水管の破損につながるので気を付けてください。

  1. トイレの排水管つまりを放置すると起こるトラブル

トイレの排水管つまりを放置すると起こるトラブル

トイレを流すとゴボゴボと音が鳴るときがある、流れてはいるが水位が高いなどはトイレトラブルのサインです。完全につまっていないからといって放置してしまうと、重大なトラブルに発展しかねません。

  1. トイレが壊れる恐れがある

トイレのトラブルを放置すると、最悪の場合トイレ自体が使えなくなる恐れがあります。つまりが自然に解消することもありますが、多くの場合は悪化していきます。症状が進むと便器から汚水があふれ、周囲に影響を及ぼすこともあるため注意が必要です。

また、トイレつまりを試みても解消できなかった場合、そのまま放置するとつまりがさらに進行します。症状に気づいたら、できるだけ速やかに対処することが大切です。

  1. 下水が上がってくる

トイレの排泄物は排水と一緒に排水管を通って下水に流れ込みます。その排水管がつまってしまったら、汚水は下水に流れることができず逆流して便器の中に収まらなくなったら外に溢れてしまいます。排泄物が混ざっている汚水なのでとても不衛生です。

さらに、床などに染み込むと掃除も大変な作業になります。自分で対応することは困難になるので、速やかに業者に依頼しましょう。

  1. 建物全体に被害が広がる恐れがある

集合住宅で、上記のような下水の逆流が起こって便器の外に汚水が溢れた場合、トイレの床に染み込んだ汚水が下の階への水漏れとなり、被害状況によっては損害賠償まで発展することも。

また、集合住宅は複数の部屋と下水管を共有しており、1部屋のつまりが住宅全体に影響を及ぼすこともあります。自分の不注意や、大丈夫だろうという思い込みが原因で大きな排水トラブルが起こった際は、高額な修理費用を負担しなければいけない事態にも発展しかねません。ちょっとした違和感を覚えたら、なるべく早く対処しましょう。

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トイレの排水管つまりを予防する方法

トイレの排水管つまりを予防する方法

日頃からのちょっとした認識で、つまりを予防することができます。できることから始めてみましょう。

  1. つまりそうな物は流さない

まず、トイレつまりを防ぐには、詰まりやすい物を流さないことが重要です。中でも最も多い原因は、トイレットペーパーの使い過ぎです。水に溶けるタイプでも、量が多いと溶け残ってつまりの原因になります。

また、吐しゃ物や硬い便などは一度に流さず、こまめに分けて流すようにしましょう。とくに節水型トイレやタンクレストイレは水圧が弱めのため、通常のトイレよりつまりやすく、注意が必要です。

  1. 過度な節水をしない

節水は大切ですが、過度な節水はしないように注意してください。水量が少なくなることで流す力が弱くなり、トイレつまりのリスクが高まります。やりすぎて修理が必要になると、余計な費用がかかってしまうこともあります。バランスを見ながら適切な水量で節水することが重要です。

  1. つまりの兆候に注意する

トイレは突然つまってしまうこともありますが、基本的には何かしらの前兆があります。弊社にも多く寄せられる相談の中で代表的な兆候は、トイレの水を流すと一旦水位が上がり、ゆっくりと流れる状態です。これは排水管につまりが発生しているサインで、まだ完全に詰まってはいませんが、流れ切らない水で一時的に水位が上がるため、注意が必要です。

また、トイレを流した際に「ボコボコ」「コポコポ」といった聞き慣れない音がする場合も、どこかでつまりが起きているサインです。こうした兆候に気付いたら、できるだけ早めに対処することをおすすめします。

  1. こまめに手入れをする

日々の掃除やメンテナンスはトイレのつまり予防に効果的です。尿石や水垢は週に1回、重曹とクエン酸を使って流すことでかなり予防できます。尿石は固まる前であれば比較的簡単に除去できるため、固まる前に洗剤などで洗い流しておくと蓄積を防げます。

さらに、日常的な掃除に加えて月に1回パイプクリーナーで排水管の汚れを取り除けば、つまりのリスクをさらに減らすことができます。

  1. 水道業者へ修理依頼をしたほうがよい場合

水道業者へ修理依頼をしたほうがよい場合

自分でできる対処法を紹介してきましたが、最初から業者にお任せしたほうがよい場合もあります。一つは、つまっている箇所が床下の排水管である場合です。床下の排水管は、修理前にトイレの取り外しや床材を剥がすといった作業が必要になります。専門的な知識や工具が必要となるので、業者に依頼しましょう。

もう一つは、屋外の排水桝がつまっている場合です。排水桝は家中の排水が集まっている場所です。排水桝のつまり除去も専門的な知識と工具が必要で、自分での対応は困難です。排水桝の場合も業者に依頼するようにしましょう。

  1. トイレの排水管つまりを水道業者へ修理依頼した際の費用相場

トイレの排水管つまりを水道業者へ修理依頼した際の費用相場

トイレの排水管つまりの解消にかかる費用は、原因やつまり箇所によって大きく異なります。軽度のつまりであれば、8,000~20,000円程度が一般的です。

しかし、便器内の堰を超えた箇所でつまりが発生している場合は、便器の脱着作業が必要になることがほとんどです。脱着作業を伴う場合、通常のつまり作業よりも費用が高くなる傾向があります。

また、便器から排水桝までのどの部分でつまりが起きているかによっても修理費用に差が出ます。トイレつまりは早急に解消したいトラブルですが、1社だけで判断せず、可能であれば2~3社から見積もりを取り、比較検討することが望ましいです。

  1. トイレの排水管つまりでよくあるご質問

トイレの排水管つまりで弊社によくあるご質問を紹介します。

  1. トイレがつまると、配管工事が必要になることがありますか?

前述の対処法でもつまりが解消しない場合は、「排水管のつまり・劣化・破損」「配管の勾配不具合」「汚水桝や浄化槽の不具合」などが原因と考えられます。このような場合は、専門業者による配管工事が必要になることがあります。

  1. トイレは冬季につまりやすいですか?

冬季は水温が低下するので、トイレットペーパー、便などが溶けにくく、他の季節に比べてつまりやすいといえます。とくにトイレットペーパーは、デンプンを使用しているので水温が低くなると溶けにくくなります。冬季はとくにトイレットペーパーの使用量に注意するようにしましょう。

  1. トイレつまりの費用は入居者負担ですか?

賃貸住宅でトイレがつまりした場合、費用負担は原因と契約内容によって決まります。基本的には、入居者に責任がある場合(異物を流したなど)は入居者負担です。一方、設備の老朽化や不具合が原因の場合は、管理会社や大家さんが負担します。水漏れも同様で、配管の老朽化が原因であれば管理会社・大家さんの費用負担となります。

  1. トイレつまりを起こしているときに水を何度も流すとどうなりますか?

水を流せばつまりが解消するのでは、と考えて何度も流してしまう方がいます。しかし、つまりが起きているということは排水の行き場がない状態のため、便器から水が溢れる危険があります。トイレを流したときに水位が上がるなど、つまりの症状が確認できた場合は、絶対に水を流さないようにしましょう。

  1. トイレのつまりは自然に直りますか?

トイレつまりの原因が「水に溶ける物」で完全につまっている状態なら、時間経過とともに解消する可能性があります。トイレットペーパーの場合は、徐々に溶けてほぐれていくので自然に解消するケースがあります。

トイレットペーパー以外の水に溶ける商品が原因になる場合は、トイレットペーパーに比べて溶けるまでの時間が長いので、待てない場合は前述の対処法を試してみてください。

  1. トイレの排水管つまりは水のトラブルサポートセンターへご相談ください!

トイレの排水管がつまった場合、自分で対処できる方法を紹介させていただきました。しかし、つまりの度合いやつまっている箇所によっては早急に業者に依頼が必要なケースもあります。

トイレ排水管つまりでお困りの際は、水のトラブルサポートセンターにご相談ください。水のトラブルサポートセンターは365日24時間受付可能、出張費、見積もりは無料、夜間料金、祝日料金もかかりません。ご安心してご連絡ください。

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水トラブログ編集部

最終記事更新日:2019.07.25