トイレで起こるトラブルとは?主な症状や対処法を解説

トイレのトラブルは突然起こり、私たちの日常生活に大きな支障をきたします。水が流れない、便器から水が漏れる、ウォシュレットの不具合など、さまざまな症状があり、焦って間違った対処をしてしまうと、かえって状況を悪化させてしまうことも。
この記事では、トイレで起こりやすいトラブルとその対処法、さらに予防方法や業者への依頼が必要なケースについて詳しく解説します。早めの対応で、安心・快適なトイレ環境にお役立てください。
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トイレトラブルは症状によって知識や技術が求められる
トイレのトラブルは、自分で対応できるものから、専門知識や技術が必要なものまでさまざまあり、原因によって対処法が大きく変わってきます。
軽い詰まりはラバーカップ(すっぽん)で解決できるかもしれませんが、タンク内部の故障や見えない水漏れは専門性が求められます。
たとえば、ボールタップやフロートバルブといった部品の不具合は、手順がわかれば自分で交換も可能です。しかし、経験がないと取り付けミスなどでかえって症状を悪化させてしまうことがあります。無理に自分で対処しようとせず、状況を見極めてプロに頼むほうが賢明です。
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トイレトラブルの主な症状と対処法

ここでは、ご家庭でよく遭遇するトイレトラブルの具体的な症状と、自分で試せる基本的な対処法を紹介します。
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トイレが詰まっている
トイレトラブルで最も多いのが詰まりです。何が詰まったかによって対処法が変わるため、まず原因を探ることが重要です。
トイレットペーパーなど水に流せるものが詰まった場合は、ラバーカップ(すっぽん)を使い、排水口に密着させて押し引きを繰り返します。アクセサリーや固形物など水に流せないものを落とした場合は、ゴム手袋をして、手で取り除きます。
もし異物が発見できない、または水に溶けないものを流してしまった場合は、無理に流そうとせず、症状を悪化させないためにも専門業者へ依頼しましょう。
トイレ詰まりの流し方に関して詳しくは、下記の記事も参考にしてください。
トイレつまりの直し方10選!原因や修理の依頼ポイント、ひどい場合の対策も紹介
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トイレの水が止まらない
トイレの水が流れ続ける場合、タンク内部の状態を確認し、原因を特定しましょう。
まず水位が高すぎるなら、ボールタップにつながる浮き球に不具合がないかを確認します。浮き球を少し持ち上げて給水管が閉まり、水が止まれば調整で改善する場合があります。持ち上げても水が止まらない場合は、内部の弁が機能していない可能性が高く、ボールタップの交換が必要になるかもしれません。
また、フロートバルブやレバーの故障も考えられます。レバーを回したときに自然に元の位置に戻ればフロートバルブ側に、戻らなければレバー側に不具合がある可能性が高いです。これらも故障であれば、部品の交換が必要になる場合があります。
トイレの水が止まらない場合の詳細は、下記の記事も参考にしてください。
トイレの水が止まらない原因は?自分でできる直し方と応急処置を紹介
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トイレの水が流れない
トイレの水が流れない、あるいは少量しか流れない場合、フロートバルブの鎖、浮き球、ボールタップの3点を確認しましょう。
まず、タンク内のフロートバルブの鎖がたるんだり切れたりしていないかチェックしてください。問題があれば鎖ごと交換が必要です。
次に、浮き球に異物がついていないかを確認し、あれば取り除いて位置を調整します。また、ボールタップに汚れが付着している場合も水の流れが悪くなる原因になるため、汚れを除去することで改善するケースがあります。
これらの点を確認してもタンクに水が溜まりにくい場合は、フロートバルブの不具合が考えられ、交換が必要になるでしょう。
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トイレの水が漏れている
トイレから水漏れが発生している場合、給水管やタンクからの漏れ、ウォシュレットの劣化、あるいは便器の破損など、さまざまな原因が考えられます。
もし給水管やトイレタンクの接合部が緩んでいるだけなら、一度止水栓を閉めてからナットを締め直すか、劣化したパッキンを交換することで改善する場合があります。
しかし、ウォシュレット本体の劣化や内部破損、または便器本体にひび割れがある場合は、自分で修理するのは難しいため、速やかに専門業者へ依頼しましょう。
トイレの水漏れに関して詳しくは、下記の記事も参考にしてください。
トイレの水漏れの主な原因とその対象方法は?修理を依頼すべき点についても解説!
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便器と床の間で水漏れが発生している
便器と床の間が濡れている場合、一時的な結露が原因かもしれません。その際は、トイレをよく拭いて、換気をすることで改善が見られます。
しかし、拭いてもすぐにまた濡れてくる、あるいは継続的に水が染み出してくる場合は、内部での水漏れを疑いましょう。この水漏れは、便器と排水管をつなぐ排水フランジの劣化や便器本体のひび割れ、給水管や止水栓からの漏れなど、さまざまな原因が考えられます。
放置すると床下の木材が腐食し、カビや建物の構造にまで影響が及ぶ恐れがあります。自分で便器を取り外すような作業は非常に困難で危険をともなうため、原因を特定し、適切な修理をおこなうためにもすぐに専門業者に相談することをおすすめします。
トイレの便器と床の間での水漏れに関して詳しくは、下記の記事も参考にしてください。
トイレの便器と床の間の水漏れの原因は?対処法や注意点を解説
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便座がガタつく
便座がガタつく場合、いくつか原因が考えられます。
まず、便座と便器の間に異物が挟まっていないか確認し、あれば取り除きましょう。
次に、便座の裏側にあるクッション材が紛失していたり、劣化していたりしないかチェックしてください。これらが原因であれば、新しいクッション材に交換することでガタつきが改善する場合があります。
また、便器との接合部に異常があるケースも考えられます。一般的に、便器裏側の左右に便座を固定するナットが設置されているので、緩んでいれば締め直してみてください。これで改善が見られない場合やナットの締め直しが難しい場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。
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ウォシュレットに不具合がある
ウォシュレットが作動しない場合、まず電源プラグがしっかり差し込まれているか、電源が入っているか、リモコンの電池が切れていないかを確認しましょう。これらで改善が見られない場合は、業者への依頼が必要です。
水の出方がいつもと違う場合は、ノズルやフィルターの目詰まりが原因のことが多いです。ノズル掃除モードでノズルを出し、歯ブラシなどで掃除したり、止水栓を閉めてからフィルターを取り出してゴミ・汚れを除去したりすることで、改善が期待できます。
その他のウォシュレットの不具合は、取扱説明書で対処法を確認し、それでも解決しない場合は専門業者へ依頼しましょう。
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トイレトラブルの予防方法

トイレトラブルを未然に防ぐには、日頃からの定期的なメンテナンスが重要です。
たとえば、便器や給水管の接続部のナットが緩んでいないか、水漏れの原因となるパッキンなどの部品に劣化が見られないかなどを定期的に確認するようにしましょう。異音や水の流れの変化にも日頃から注意を払うことが大切です。
ただし、自分での過度なメンテナンスには注意が必要です。無理な作業や交換手順の間違いは、かえってトラブルを悪化させたり、新たな故障を引き起こしたりする恐れもあります。
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トイレトラブルを業者に依頼すべき場合は?

ここでは、自分で解決できない、またはプロに任せるべきトラブルについて紹介します。
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原因不明の場合
トイレトラブルの原因がまったくわからない場合は、無理に自己判断で交換や修理を試みるのは避け、専門業者に原因を特定してもらうのが賢明です。
誤った対処法は、状況を悪化させてしまうリスクを高めます。とくに水漏れをともなうトラブルでは、自己判断による作業が水の漏れ方をひどくさせ、床や建物全体に被害を広げてしまう恐れもあります。
プロの知識と技術があれば、隠れた原因も素早く見つけ出し、的確に解決してくれます。
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便器本体が破損している場合
便器にひび割れを見つけたら、すぐに専門業者へ連絡しましょう。便器は陶器製のため、一度ひびが入ると自分で完全に修理するのは困難です。
放置するとひび割れが悪化し、水漏れがひどくなるだけでなく、床下や建物の構造にまで水が浸透し、大規模な修繕が必要になる恐れがあります。
見た目が軽微なひび割れでも、水圧がかかるたびに少しずつ進行し、ある日突然、大量の水漏れにつながることも考えられます。安全のためにも、便器の破損に気付いたら速やかに業者へ依頼し、適切に対応してもらいましょう。
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トイレの床から水漏れしている場合
トイレの床から水が染み出している場合、多くは排水管の接続不良や便器本体の破損が原因で、個人での修理はほぼ不可能です。
この水漏れは、便器から排出される汚水であるため、放置すると悪臭や不衛生な状態につながります。とくに、集合住宅や2階以上のトイレであれば、階下への水漏れ事故を引き起こし、大きな損害賠償問題に発展する恐れもあります。
床下の木材腐食やカビの発生リスクも高いため、このような症状が見られたら、迷わず早急に専門業者へ依頼することをおすすめします。
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トイレのトラブルは水のトラブルサポートセンターまで
トイレのトラブルは、詰まり、水が止まらない、水が流れないほか、さまざまな症状があります。原因も多岐にわたり、正確な対処には道具や専門知識が必要になります。
迅速かつ安全に解決するためには、水回りの専門業者に依頼するのが安心かつ最善です。
水のトラブルサポートセンターなら、24時間365日フリーダイヤルで対応しており、最短20分でスタッフが駆けつけます。出張料・深夜割増も無料で、見積もり段階でのキャンセルも可能なので、いつでもお気軽にご相談ください。
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水トラブログ編集部
最終記事更新日:2019.07.25

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