温水洗浄便座の事故
こんにちは。
いつもブログをごらんいただきありがとうございます。
いまや、どこのご家庭にも設置してある温水洗浄便座。
私の家にもあります。冬は温かくて気持ちいいですよね。
今日は、そんな温水洗浄便座の事故についてお話します。
◆温水洗浄便座から発火。
温水洗浄便座からは通常2本のコードが出ています。1本はコンセントに繋ぐ物、
もう1本は本体と便座を繋ぐコードです。掃除などがしやすいように、コードを
内蔵している物もありますが一般的には外に出ています。
このコードを便座の上げ下ろしの時に、挟んでしまったり、掃除の時に引っ張ったりして負荷がかかった状態を繰り返していると、
コードの外側にヒビ割れができることがあります。
その部分に、水や小便、トイレ掃除の洗剤などがかかって、トラッキング現象を起こして
発火に至った事例があります。
長期間使用していなくても、使い方にもよりますが、設置後5年程度で発生した報告もあります。
◆セルフチェック
日々、トイレを使う際に、ちょっとしたチェックをすることを習慣づけることで事故を防ぐことができます。
◎便座の温度チェック
・節電中ではないのに、便座がいつもより冷たい。時々冷たく感じる。
・便座の一部が異常に熱い。全体的に温度が高くなっているように感じる。
◎洗浄水音・温風チェック
・ノズルから出るお湯が冷たい。熱い。
・温風がいつもより熱い。冷風になっている。
◎外観チェック
・便座のコードにキズやヒビが入っている。触ると熱い。
・便座にヒビが入っている、割れている箇所がある。ガタガタする。
・電源プラグが熱い、焦げているような部分がある。
上記項目に、1つでも当てはまる事が起こった場合は、コンセントを抜いて止水栓を締めて販売店、メーカーに連絡しましょう。
【異常に気づいたら、使わない】ようにしてください。
◆洗剤の使い方にも危険が・・・
洗剤の選択ミス、間違った使い方、便器の中に洗剤を入れたままにしているなども
洗剤から発生するガスによって部品が腐食したり劣化したりした結果、発煙や
発火の原因になることもあります。
プラスチック部分(便座)は、専用クリーナーか、中性洗剤を薄めた物を柔らかい布に
染み込ませて拭き、必ず数回水拭きをして洗剤が残らないようにしてください。
陶器部分(便器)に洗剤を入れた場合は、3分以内に流すようにしましょう。洗剤を
入れたまま長時間放置しないようにしましょう。
※各メーカーごとの取扱説明書に書いてある洗剤を使うようにしましょう。
温水洗浄便座は「衛生陶器」の一部というイメージがありますが、「家電製品・電気製品」です。
寿命があります。
長期間ご使用(10年以上ご使用)の場合は、交換もご検討ください。
交換をご検討されている際は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談ください。
お客様のニーズに適した温水洗浄便座をご提案させていただきます。
フリーダイアル:0120-882-333(タップで、電話がかけられます)
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トイレのコラム一覧水トラブログ編集部
最終記事更新日:2024.10.30