最終更新日:2026.07.31 お役立ち情報トイレ

トイレの水が出ない原因とは?対処法や修理費用を解説

トイレの水が出ない原因とは?対処法や修理費用を解説

トイレを流したあとに、手洗管から水が出なくなって困ったことはありませんか?

手洗水が出ないとタンクに水が溜まらず流すことができなくなります。

この記事では、トイレの水が出ない原因や対処方法、不具合を放置するリスク、修理費用相場などについてご紹介します。

また、ウォシュレットの水が出ない場合の原因・対処法などを知りたい方は下記記事を参考にしてください。

>>ウォシュレットの水が出ない時の8つの対処方法修理方法や費用相場も紹介

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目次

トイレから水が出ない場合の対処方法

トイレから水が出ない場合の対処方法

トイレの水が出なくなる原因はいくつかあります。

今回は、代表的な以下7つの原因をお伝えします。

1.トイレの止水栓が閉まっている
2.断水が起きている
3.水を流すレバーが壊れている
4.ボールタップの故障
5.タンク内の浮き球に不備がある
6.タンク内のゴムフロートが外れている
7.ダイヤフラムが劣化・故障している 
8.手洗い管や接続管に不具合がある
9.タンク内のフィルターが詰まっている
10.タンクにつながる給水管に故障・不備がある

各原因とそれぞれに応じた対処法について解説します。

【原因1】トイレの止水栓が閉まっている

まずは、トイレの止水栓が開いているか確認しましょう。

止水栓は、トイレのタンクと壁からの給水管のつなぎ目に設置されています。

勝手に閉まることはありませんが掃除や修理のときに閉めたままうっかり忘れていた事例も少なくありません。ご家族の方が、何らかの理由で閉めていたということもあります。

止水栓が閉まっている場合は、給水管を片方の手で抑えながら、手または工具(マイナスドライバーやペンチなど)で止水栓をゆっくり反時計周りに回して緩めましょう。止水栓を開けたら、洗浄レバーを回して給水されているか確認してください。

止水栓の場所や調整方法がわからない方、止水栓が固くて回らない方は以下の記事を参考にしてください。

>>止水栓について

  1. 【原因2】断水が起きている

止水栓に問題がない場合は、断水していないか確認しましょう。

地域の水道管修理をおこなうために一時的に断水していることはよくあります。

基本的には、事前にお知らせチラシが入ったり、集合住宅では掲示板に貼り出されていたりします。しかし、早めにお知らせが入るので忘れてしまう方も多いでしょう。

お知らせもなく、トイレ以外でも水が出ない場合は水道局に問い合わせてみてください。

  1. 【原因3】水を流すレバーが壊れている

トイレの洗浄レバーが固くて動かない、空回りするといったときはレバーの故障が原因で水が流れていない可能性が高いです。

レバーが固くて動かない場合は力任せに回そうとせず、水道業者に相談することを推奨します。

レバーが空回りする場合は、レバーとタンク内の部品(ゴムフロート)をつなぐ鎖が切れているかもしれません。タンクを開けて中を確認し、鎖が切れている場合は新しいものに交換しましょう。自分での交換が難しい場合は水道業者に依頼してみてください。

  1. 【原因4】ボールタップの故障

手洗い管は、ボールタップと接続しているジャバラ状のホースを介し、タンク外の給水管につながっています。浮き球が下がると給水が開始され、タンク内に水が溜まって浮き球が上がると給水が止まる仕組みです。そのため、ボールタップが故障すると給水されない場合があります。 

故障しているか確認するには、浮き球が下がった状態で手洗い管から給水されるか確かめてみましょう。浮き球が下がっているにもかかわらず給水されない場合は、故障の可能性が高くなります。 

>>トイレのボールタップから水漏れ?原因や交換して直す方法を紹介

  1. 【原因5】タンク内の浮き球に不備がある

タンク内には水量を調整する「浮き球」という部品があります。浮き球が正常に作動できていない場合、タンク内に水を溜められなくなるため排水ができません。

浮き球が他の部品に引っかかっていたり破損していたりなど、浮き球に不備が生じていないかタンクを開けて確認しましょう。

経年劣化などによって浮き球が破損している場合は交換が必要です。下記記事を参考に新品のボールタップに交換してください。

  1. 【原因6】タンク内のゴムフロートが外れている

ゴムフロートとはタンクの底にある半球状の部品で水を流す、止めるといった役割を担っています。ゴムフロートが破損していたりズレていたりする場合、タンクの中に水を溜められなくなるため排水ができません。

タンクを開け、ゴムフロートに破損やズレが生じていないか確認しましょう。

ゴムフロートが破損している場合は交換が必要です。下記記事を参考に新品のゴムフロートに交換してください。

>>ゴムフロートが原因でトイレの水漏れが発生したら?対処法を解説

  1. 【原因7】ダイヤフラムが劣化・故障している 

ダイヤフラムは、タンク内の給水装置に取り付けられているゴム製部品です。主に水の流れを調節する役割を担っています。

劣化や故障により起こる主な不具合は以下のとおりです。
・破損
・変形
・固着

ゴム製のため劣化しやすく、不具合が生じると水圧が不安定になります。その結果、手洗い管の水量が減ったり完全に止まったりするため注意しましょう。

  1. 【原因8】手洗い管や接続管に不具合がある

手洗い管は、接続管(ジャバラホース)でボールタップとつながっています。この接続部分やホース自体に不具合があると、給水されていても手洗い管まで水が届きません。

主な不具合の例は以下のとおりです。
・ホースの破損
・ホースの亀裂
・つなぎ目の緩み
・つなぎ目の外れ

水漏れが発生して手洗い管まで水がいかない場合は、接続管の状態を確かめてみましょう。

  1. 【原因9】タンク内のフィルターが詰まっている

トイレタンクの中にフィルターが内蔵されているタイプの場合、フィルターに経年のゴミや汚れが積もって水が出ないことあります。

フィルター内蔵型のトイレをご使用の場合は、取集説明書に掃除頻度目安の説明(半年に1回など)がありますので、掃除するようにしましょう。

  1. 【原因10】タンクにつながる給水管に故障・不備がある

タンク内の部品が原因ではない場合、タンクにつながっている給水管に不備や故障などのトラブルが生じている恐れがあります。

給水管には、タンク内に異物を混入させないためにフィルターの役割をする「ストレーナー」が設置されています。ストレーナーは網目状になっており、経年により水道水内のゴミやチリが積もるため水が流れにくくなることがあります。

ストレーナーがつまっている場合はモンキーレンチを使って取り外し、水で洗い流しましょう。

給水管が故障している場合は新品への交換が必要なため、水道業者に相談することを推奨します。

  1. タンクレストイレから水が出ない原因と対処法

タンクレストイレから水が出ない原因と対処法

使用しているトイレがタンクレスタイプの場合、水が出ない主な原因には以下の3つが挙げられます。

・水圧が弱い
・バルブや電気系統が故障している
・停電が起きている

各原因とそれぞれの対処法について解説します。

  1. 【原因1】水圧が弱い 

タンクレストイレを流すうえで水圧の強さは重要です。

通常のトイレは洗浄レバーを回してゴムフロートを持ち上げ、タンク内の水が便器に落ちる勢いを利用して排水をしています。

しかし、タンクレストイレの場合は水道管から便器に直接水が流れるため、水圧が弱いとトイレの水が流れない原因になります。

とくに以下は水圧が弱くなりやすいです。トイレの水が流れないトラブルが頻発する場合は、ブースターの設置やタンク付きトイレへの交換を推奨します。

・マンションやビル
・高台にある建物
・戸建ての2階以上
・築年数の古い建物

トイレ本体の交換を検討する方は、下記記事も併せてご覧ください。

>>トイレ交換をしたい人必見!確認すべきことや費用相場、作業内容について解説

  1. 【原因2】バルブや電気系統が故障している

タンクレストイレには、見えない箇所にバルブやポンプ、その他の電気系統が設置されています。これら部品が故障していると水を流すことができないため、修理や交換などの対応が必要です。

電気系統の修理や交換は難易度が高いため、水道業者に相談することを推奨します。

また、タンクレストイレの部品は一定期間をすぎると生産が中止されます。部品が廃盤の場合はトイレ本体の交換が必要のため、水道業者に相談しましょう。

  1. 【原因3】停電が起きている

前述のように、タンクレストイレには電気系統の部品が内蔵されているため、停電が生じると多くの場合作動しなくなってしまいます。

ただし、メーカーによっては停電時にも便器洗浄できるよう作られているものがあるため、ご使用のトイレの説明書を確認してみてください。

  1. トイレの水が出ないときにやってはいけないこと

トイレの水が出ないときにやってはいけないこと

トラブルが発生した際、誤った対処をすると事態が悪化する恐れがあります。やってはいけない主な行動は、以下の4つです。 

・タンクのフタを無理に外さない
・固い止水栓を無理に回さない
・型番がわからないまま部品交換しない
・タンクレストイレを自己分解しない

それぞれの理由や注意点について詳しく解説します。

  1. タンクのふたを無理に外さない

手洗い管があるトイレタンクは、吐水口と内部のジャバラホースなどがつながっています。そのため、固定しているナットなどを緩めないとフタが外れない仕組みです。 このタイプのフタを無理に持ち上げると、部品が破損する恐れがあります。作業前にご自宅のトイレタンクの構造を確認しておきましょう。 

  1. 固い止水栓を無理に回さない

止水栓が固くて回らない場合、力任せに回すのは避けましょう。止水栓は日常的に開閉する場所ではないため、固着しているケースが多く見られます。 とくに設置から長期間経過している場合、無理に回すと内部のパッキンが破損して水漏れを起こしたり、配管が折れたりする危険があります。固くて回らないときは無理をせず、業者へ依頼するのが安全です。 

  1. 型番がわからないまま部品交換しない

トイレタンク内の部品は種類が豊富で、同じ種類でもメーカーごとにサイズが異なります。また、取り付け時に長さの調節が必要な製品も少なくありません。 部品自体はホームセンターなどで手に入りますが、不適合なものを取り付けるとトラブルが解決しないだけでなく、新たな故障を招く恐れがあります。部品の選定や交換作業に不安がある場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。 

  1. タンクレストイレを自己分解しない

タンクレストイレの内部には、複雑な電気系統や専用部品が組み込まれています。知識がないまま分解するとトラブルが悪化するだけでなく、別の場所を故障させてしまう危険性があります。 

さらに、メーカーの保証期間中であっても、自分で分解すると保証対象外になる場合があるため注意が必要です。トラブルが生じた際は、速やかにメーカーや修理業者に相談してください。 

  1. トイレの水が出ない状態を放置するリスク 

トイレの水が出ない状態を放置するリスク

トイレの水が出ない状態を放置することで、以下のようなリスクが発生します。

・悪臭・健康被害の原因になり得る
・被害を悪化させる恐れがある

それぞれのリスクについて解説します。

  1. 悪臭・健康被害の原因になり得る

トイレの水が出ない状態を放置していると排泄物が腐敗し、悪臭が発生したり雑菌によって健康被害を引き起こしたりする原因になります。

  1. 被害を悪化させる恐れがある

水回りの修理に慣れていない方が自分の判断で対処をすると、別のトラブルを併発させて被害を悪化させる恐れがあります。

万が一トイレを故障させたり配管をつまらせてしまったりした場合は高額な修理代がかかってしまうため、正しい知識のあるプロに修理を依頼するのがおすすめです。

  1. トイレのトラブルに関するサービスについてはこちら

    【水トラブルのことなら】どんな小さなことでもお気軽にご相談ください!

    通話料無料0120-882-333

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    トイレの水が出ない場合の修理にかかる費用相場

トイレの水が出ない場合の修理にかかる費用相場

トイレの水が出ない場合の修理を水道業者に依頼する際の費用相場は、以下のとおりです。

修理

費用相場

止水栓交換

8,000円~10,000円程度

タンクレバー交換

10,000円~12,000円程度

ゴムフロート交換

8,000円~10,000円程度

ボールタップ交換 

13,000円~15,000円程度

※自社調べ

故障状況によってはトイレのタンクごと交換が必要になることもあります。

また、給水管トラブルの場合は、どの程度の不具合なのかによって費用も異なりますので状況調査依頼をして見積をもらって確認しましょう。

給水管に関するトラブルは下記記事を参考にしてください。

>>トイレの給水管から水漏れが発生したら?応急処置や原因・対処法を紹介

  1. トイレの水が出ないときの流し方

トイレの水が出ないときの流し方

トイレは手動で排水することもできます。トイレの水が出ない場合は、以下の手順で排水してみてください。

1.温水洗浄便座(ウォシュレット)の電源をOFFにする
2.新聞紙やビニールシートなどで床を養生する
3.バケツなどを使って5~8Lほどの水を便器に注ぐ

便器に水を注ぐ際は、低い位置から勢いよくおこないましょう。高い位置から注ぐと汚水が飛び散る可能性があります。

また、汚水などで床を汚さないために必ず養生してからおこなってください。

  1. 自分での対処が難しいときは業者に依頼する

自分での対処が難しいときは業者に依頼する

ご自分での対処が難しいと判断したときは速やかに業者に依頼しましょう。
とくに下記2項目に該当する場合は業者への依頼をおすすめします。
・原因が特定できない場合
・使用年数が10年以上経過している場合

それぞれ詳しく解説します。

  1. 原因が特定できない場合

止水栓やタンク内部の部品を確認しても問題がない場合、目に見えない部分で不具合が発生している可能性があります。専門知識がないと原因を特定できないケースも多いため、無理に探ろうとせず専門業者へ修理を依頼しましょう。 

  1. 使用年数が10年以上経過している場合

トイレタンクの内部は常に水に触れているため、部品の劣化が進みやすい環境です。一般的にトイレの耐用年数は10〜15年程度とされており、本体の交換を検討する目安となります。

この時期にトラブルが発生した場合、1箇所を修理しても周辺部品の劣化が進んでいるため、連鎖的に不具合が起こる恐れがあります。設置から10年以上が経過している場合は、修理と本体交換のどちらが適切か、一度業者に相談してみましょう。 

>>その業者、大丈夫ですか?

水のトラブルサポートセンターの作業事例

弊社が実際に行った「水が溜まらない・流せない」という事象に対する作業事例をご紹介します。

【作業事例1】ボールタップ・フロートゴム・タンク横フレキ交換

朝は問題なかったが、10時頃に行ったらタンクに水が溜まっておらず水が流せない状態になっていた。
タンク内の数個の部品破損が原因でした。部品交換で修理できました。

・トラブルの症状:水が流せない
・トラブルの要因:経年劣化
・作業時間:1時間
・作業内容:ボールタップ・フロートゴム・タンク横フレキ交換

詳しくはこちら

【作業事例2】トイレレバー・フロートゴム交換

数日前からトイレのレバーが固くて回らなくなりました。今日無理に回したら折れました。
点検すると汎用品では合わず、後日調達して交換できました。

・トラブルの症状:トイレタンクのレバーが折れた
・トラブルの要因:経年劣化
・作業時間:1時間
・作業内容:トイレレバー交換

詳しくはこちら

【作業事例3】ボールタップ・フロートバルブ・止水栓交換

トイレタンク上にある手洗水がだんだん細くなってきてタンクに水が溜まるのに時間がかかるようになった。
タンク内部品及び止水栓劣化が原因。部品交換で解消しました。

・トラブルの症状:手洗水が細くなってタンクに水が溜まらない。
・トラブルの要因:経年劣化
・作業時間:50分
・作業内容:ボールタップ・フロートバルブ・止水栓交換

詳しくはこちら

  1. トイレの水が出ないときによくある質問

トイレタンクの水が出ない問題について、お客様からよく寄せられる質問とその回答を紹介します。 

  1. 手洗い管から水が出ない場合、どのようなトラブルが考えられますか?

主にタンク内部品の不具合が考えられます。代表的な部品は以下のとおりです。

・ボールタップ
・ダイヤフラム
・ジャバラホース 

放置するとタンク内に水が溜まらず、排水不良によるトイレ詰まりを引き起こす危険性があります。早めの対処を心がけましょう。

  1. タンクのふたは自分で開けても大丈夫ですか?

手洗い管が付いているタイプの場合、吐水管と内部部品がホースで固定されているため、接続を外さないとフタは開きません。 無理に開けようとすると部品が破損する恐れがあるため、ゆっくり持ち上げて状態を確認しましょう。外し方がわからない場合は、無理をせず業者へ相談することをおすすめします。 

  1. 止水栓を開けてもトイレタンクに水がたまらない場合はどうすればいいですか? 

まずは止水栓が正しく開いているか、地域で断水が発生していないかを確認してください。 どちらも問題がない場合は、タンク内の部品に不具合が生じている可能性があります。点検可能な場合は、以下のパーツ状態を確認してみましょう。

・浮き球
・ボールタップ
・ダイヤフラム
・フィルター
・給水管

  1. 賃貸でトイレタンクの水が出ない場合はどうすればいいですか? 

賃貸物件の場合、まずは大家さんや管理会社へ連絡してください。住宅設備は貸主側の所有物となるためです。 入居者が独断で修理や業者手配をおこなうと、費用が全額自己負担になったり、原状回復トラブルに発展したりする恐れがあります。止水栓を閉めるなどの応急処置をおこない、速やかに連絡して指示を仰ぎましょう。 

  1. トイレタンクの水が出ない修理は業者に依頼すべきですか?

以下のような状況に当てはまる場合は、専門業者への依頼をおすすめします。

・原因が特定できない
・止水栓が固くて閉められない
・水漏れが発生している
・部品交換の作業に不安がある 

無理に自力で対処して状況を悪化させる前に、プロの手で安全に対応してもらうのが確実です。

  1. トイレの水が出ないなら水のトラブルセンターまでご相談を!

トイレの水が出なくてお困りなら、水のトラブルサポートセンターへご相談ください!

毎日使うトイレ使えなくなると、たちまち困ります。少しでも不安を感じている場合は、一度プロにチェックを依頼してから判断するととても安心です。

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急なトイレのトラブルでお困りの際は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談ください。

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水トラブログ編集部

最終記事更新日:2019.07.25