最終更新日:2024.07.23 お役立ち情報トイレ

トイレ交換をしたい人必見!確認すべきことや費用相場、作業内容について解説

トイレの寿命は約10年と言われています。そろそろ交換時期かなと思っていてもどれを選んだらいいのか、費用はどのくらいかかるのか等々、不安材料が出てきます。
今回はトイレ交換に関することをご紹介します。
最新のトイレは節水能力に長けていたり、メリットも多いので検討してみて下さい。

トイレ交換を検討する際に知っておくべきこと

トイレ交換を検討する際は、ある程度の基礎情報を確認したうえで、どういうトイレに交換するのかを考えてみましょう。

・トイレの種類は、どういう物があるのか、ご自身の家にはどのタイプがあっているのか。
トイレのサイズも大切なポイント。大きすぎると狭くて使いづらいトイレになります。
・トイレの排水形式は「壁排水」と「床排水」の2種類。ご自宅のトイレはどちらの排水形式か確認して選びましょう。
・最新型のトイレは、汚れがつきにくくなるよう便器の表面を加工していたり、汚れを除去できるような水の加工、洗浄方法など、トイレを快適に使えるための機能が搭載されています。どの機能がご自宅には合うのか調べてみましょう。
・「暖房便座「温水洗浄便座」「自動開閉」など便座の機能は様々です。どういう便座がいいのかよく検討しましょう。
・他にもトイレの機能は多岐にわたります。ご家族の要望にあった機能が付いているのかもしっかり確認しましょう。

毎日使うトイレ。ストレスのない空間にするためにも、最適な物を選べるようにしましょう。

トイレの種類別、メリットとデメリット

日本には和式トイレがあるので、洋式トイレと合わせて2種類のトイレが存在します。
しかし最近では、和式トイレは深くしゃがむ必要があり、使いづらいとされている為、ほとんどのご家庭では洋式トイレを設置されています。
洋式トイレの中にも種類があってそれぞれメリットとデメリットがあります。
トイレ交換の際、どのトイレを選ぶかの参考にしてみて下さい。

◎組み合わせ型

便器とタンクが別々になっているトイレです。一般家庭に一番多い形式になります。

《メリット》
最大のメリットはメンテナンスのしやすさです。各々分かれているので別々での修理が可能。また、便座も気に入った機能をもった物を選ぶことができ、様々なカスタマイズが可能です。

《デメリット》
組み合わせ型トイレは、文字とおり各パーツを繋ぎ合わせて形を作っているのでパーツ間の隙間や溝にほこりや汚れが溜まりやすく、掃除もし辛いというデメリットがあります。またタンクの下側の掃除も手間がかかることもあります。

◎タンク一体型

全パーツが一体になっているトイレです。昨今、人気があってよく設置されています。

《メリット》
何と言っても見た目がスッキリしているのが最大のメリットです。
デザインデイが高くトイレ空間がおしゃれになると、最近、弊社でもご依頼頂くことが増えています。また、パーツのつなぎ目がないのでほこりや汚れが付きにくく掃除もしやすい
ことも特長です。

《デメリット》
故障したときに、パーツが分かれていないので全てのパーツごと交換が必要になります。
その分、修理代が割高になる恐れがあります。また、組み合わせ型と比較して価格が高くなっています。パーツを一体にすることでスッキリとしたトイレになりますが、その分綿密な設計が必要となり製造過程も多くなるので当然高くなります。
価格は付いている機能によっても差があるので一体型を希望される場合はよく検討されることをおすすめします。

◎タンクレス型

壁中などにある水道から直接便器内に水を流すのでタンクが付いていないトイレです。
タンク一体型と同様、最近は人気が高いトイレです。

《メリット》
何と言ってもフォルムがきれい。各メーカーでいろいろなデザインがあります。
タンクがないのでトイレ空間が広く使えます。また節水効果が高い物が多く、長く使えば使うほどお得になります。

《デメリット》
タンクレストイレは、電子制御されているので停電時は使えません。
タンクがなく手洗い場を作ることができない為、別に設置する必要があります。
また、少量の水で流す仕組みのため、タンクがあるトイレより詰まりやすい傾向にあります。

トイレ交換にかかる費用の相場

トイレ交換を検討する際に、やはり費用は一番気になります。
トイレ交換の費用としては「新しいトイレの商品代金」+「作業代金」になります。
作業代金には、古いトイレの撤去費、新しいトイレの設置費が含まれます。
古いトイレの廃棄代金がかかる場合もあります。

作業別の費用相場としては、

・本体交換の場合

作業代金は古いトイレの撤去費、新しいトイレの設置費合わせて40.000円
程度です。廃棄代金は5.000円~8.000円程度。
新しいトイレの商品代金としては
・組み合わせ型トイレ30.000円~
・一体型トイレ60.000円~
・タンクレストイレ100.000円~

・便座のみ交換の場合

作業代金は、交換費用として5000円~
・温水洗浄便座20.000円~
・普通便座4.000円~
※便座交換できるのは組み合わせ型トイレのみです。

・タンクのみ交換の場合

作業代金は、隅付きタンク16.500円~密結タンク19.800円
タンクの商品代金20.000円~

・和式トイレから洋式トイレにリフォームした場合

和式トイレから洋式トイレに変える場合は、上のトイレだけの交換ではなく設置状況によって作業内容も大きく異なりますので現地調査後の見積もりになります。
弊社で以前行った和式トイレから洋式トイレのリフォーム事例としては150.000円~400.000円ほどの開きがあります。
まずは調査をして見積もりをとるようにして下さい。

トイレ交換にかかる作業内容と所要時間

・作業内容

トイレ本体、便座のみ、タンクのみ、いずれの交換作業も、
①「養生」→ 作業中に壁や床が汚れたり傷が入ったりしないためシートを敷くなどをします。
②「古いトイレ、便座、タンク」の取り外し。
③「新しいトイレ、便座、タンク」の取り付け
④「動作確認」きちんと取り付けができているか、動作するか確認します。
お客様にも確認して頂きます。
⑤「施工場所周辺の掃除、養生資材の撤去」
という流れになります。

・所要時間

▶トイレ交換 → 約2~3時間程度
※トイレ交換と一緒に床の張替え等も行う場合は更に時間がかかります。
▶便座のみ交換 → 約1~2時間程度
▶タンクのみ交換 → 約1~2時間程度
▶和式トイレから洋式トイレに変更 → 3日~4日程度
※床材の張替え(タイルからクッションフロアへ等々)の場合は更に時間がかかります。

水のトラブルサポートセンターの作業事例をご紹介

以下は実際に弊社にご依頼頂き、トイレ交換を行った事例です。

【作業事例】トイレ周りから水漏れが発生したケース

作業員が訪問し点検したところ、経年で内部に破損が見られました。お客様にもご確認いただき修理お見積もりと交換お見積りをお渡し、ご家族で検討されるとのことでした。後日、交換のご依頼を頂き作業させていただきました。

・トラブルの症状:トイレの水漏れ
・トラブルの要因:内部経年劣化
・作業時間:3時間
・作業内容:トイレ交換

作業実績の詳細はこちら

【作業事例】トイレの床から水漏れが発生したケース

水漏れの状態を確認したところ便器と床の接地面から水が滲んできておりました。原因は排管及び内部部品が経年破損でした。お客様とご相談しトイレごと交換することになりました。

・トラブルの症状:トイレの床から水漏れしている
・トラブルの要因:排管経年劣化
・作業時間:4時間
・作業内容:トイレ交換

作業実績の詳細はこちら

【作業事例】水が出てこないトラブルが発生したケース

ご使用年数が10年ほどのトイレでした。原因調査をしていると、お客様から「もう古いので交換した場合の見積もりを出してほしい」とご要望頂きました。すぐにお見積りをお渡ししたところ予算内で収まっているので、いますぐ交換してほしいとご指示頂き、作業させて頂きました。

・トラブルの症状:トイレレバーを回しても便器内へ水が出てこない
・トラブルの要因:使用年数10年以上。複数ヶ所トラブルあり
・作業時間:4時間
・作業内容:トイレ交換

作業実績の詳細はこちら

トイレ交換なら水のトラブルサポートセンターへご相談ください!

トイレの故障がおきた時に、修理できるのか自身ではわからないことが多いです。
合わせて、使用年数が長きにわたっている場合、修理か交換かで悩みます。
そういう場合は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談下さい。
最適な方法をご提案させて頂きます。

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水トラブログ編集部

最終記事更新日:2024.10.30