トイレのトラブルは突然起こります。トイレが使えなくなると、焦ってしまいますよね。
修理したくても、どこに連絡をしたらよいのか、わからなくて困る方もいらっしゃると思います。修理の依頼先は、トイレの種類やトラブルの内容によって異なります。

この記事では、トイレ修理の依頼先や業者選びのポイント、費用相場などを詳しく解説します。トラブルが起こったときに、落ち着いて対応できるよう本記事をお役立てください。

1. 目次

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   トイレ修理の依頼先はどこがいい？

トイレ修理の依頼先はいくつかあり、各々特性があるので、自分に合った依頼先に連絡してみましょう。

1. 工務店やリフォーム会社

工務店は水回りだけでなく、家全体のことに対応しています。建設の専門家なので、さまざまな住宅トラブルやリフォームに対応できます。当然、トイレ修理も可能ですが、トイレに関しては専門ではないので、すべてのトイレ修理に対応できるわけではありません。

また、水道修理業者ではないので、水道局指定業者ではない場合が多く作業範囲に制限があることもあります。しかし、ご自宅を建ててもらった工務店がある場合は、工務店によって異なりますがアフターケアとして幅広く対応してもらえる可能性もあるので、相談してみましょう。

1. トイレメーカー

TOTOやLIXILなどの、トイレメーカーでも修理対応が可能です。メーカーだけに自社の製品には詳しく、どのような症状でもしっかり対応してもらえます。保証期間内の新製品であれば、無償対応になる場合もあります。

しかし、修理業者ではないので、迅速対応はできない場合が多いです。先に依頼した人から順番になるので、最短訪問日が2～3日後という場合も珍しくありません。そのため、トイレ詰まりなどの緊急性があるトラブルには不向きです。保証期間外の場合は出張料金がかかる場合が多いので、依頼されるときはしっかり確認しましょう。メーカーなので、水道業者では修理が難しい電気系統の故障やリモコンの修理にも対応可能です。

1. 個人事業主の水道屋

最近は、業者仲介サイトが増えてきており、個人事業主の水道業者にも簡単に修理依頼ができるようになりました。このようなサイトを利用するメリットは、2つあります。

1つ目は、依頼する作業員を評判の良し悪しなどを参考にユーザー自身が選ぶことができる点です。

2つ目は、個人で料金を決めているので、相場よりも安いことが多いです。しかし、このようなサイトでは個人の技術力、知識、経験などは確認することができないので注意が必要です。また、個人事業主なので、トラブルが起こった際は直接対峙して解決しないといけません。

1. 便利屋

地域に根付いている便利屋さんは、さまざまなトラブル対応をしてくれます。トイレ修理も知識や技術がある便利屋さんなら対応可能です。

しかし、水道修理を専門におこなっている業者ではないため、複雑な修理や難易度が高い修理は対応できない場合もあります。また、水道修理業者ではないため水道局指定業者ではない可能性が高いです。修理後に漏水減免申請をしたいとお考えの場合は、注意が必要です。

1. 水道修理業者

水道修理業者はトイレのみならず、キッチンやお風呂、洗面所などの住宅内水道設備、汚水桝や排水管などの屋外水道設備の対応に特化した業者です。各種資格を保有していたり、専門知識、工具類など必要な物を幅広く揃えていたりするため、水回りのさまざまなトラブルに対応可能です。

また、多くの業者は24時間365日受付可能、緊急駆け付けをしてくれます。年末年始やゴールデンウィーク、祝日なども営業しているので、急なトラブルに見舞われたときは頼りになります。

しかし、最近は悪徳業者も増えてきているので、依頼する前に、会社の所在地や実績などはしっかり確認し、訪問時も見積もりをもらうようにしましょう。口頭だけの見積もりで作業依頼しないよう注意してください。

悪質の水道業者の特徴や対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。業者選びで失敗したくない方は、参考にしてください。

水のトラブルに便乗する悪質水道業者の特徴は？見極め方や対処法を解説

1. 失敗しないトイレ修理の業者選びの6つのポイント

どの業者に依頼しようか迷ったときは、下記の6つの条件に当てはまるのかで判断しましょう。何も確認せずに依頼すると、甚大な被害を被ることもありますので慎重に選びましょう。

1. 水道局指定工事店を選ぶ

まず、一番に確認が必要なことは「水道局指定工事店」であることです。水道局指定工事店とは、給水や排水に関するさまざまな修理や工事を適切におこなえる業者として、水道局が認定している業者のことです。

当然、知識や技術力、実績があると認められた業者なので、信頼できる業者かどうかの指標になります。非認可の業者には、できない作業も多々あり修理作業に制限があります。漏水にともなう水道料金の減免申請に必要な証明書類の発行も、水道局から指定工事店の認可がないと発行できません。業者を選ぶ際の条件として最初に確認するようにしましょう。

1. アフターフォローが手厚い業者を選ぶ

修理後のアフターサービスの有無も業者選びの大切な条件です。最初に問い合わせとしたときに確認しましょう。修理が完了しても再発する恐れもあります。

また、今回のトイレトラブルが別のトラブルを引き起こすこともあります。その際に、アフターサービスが充実していれば、しっかり対応してもらえるでしょう。修理を依頼した際に、締結する契約書などにも保証期間の記載場所があるので、しっかり確認しましょう。

1. 緊急時にも駆けつけてくれる業者を選ぶ

トイレのトラブルは緊急性が高いので、すぐに駆けつけてくれることはポイントが高いです。とくに夜間にトラブルが起きた場合は、すぐに来てほしいと焦ってしまいますが、夜間割増料金が発生する場合もあります。すぐに来てくれたけど、追加料金がかかったということになりかねません。

水道業者は年中無休、24時間対応と謳っている業者が多いですが、実際には到着時間が数時間後というケースもあります。問い合わせをした際に、いつ来てくれるのか、夜間や祝日などの場合は追加料金が発生するのかを、しっかり確認して判断しましょう。

1. 口コミや評判を確認する

最近は、口コミ情報もかなり有効的になってきたので、業者のホームページやまとめサイトなどで確認してみましょう。その際は、「具体的な事例が載っている」「作業前後の写真が掲載されている」などは信頼度が高いです。料金、作業員、作業内容、時間などの対応の評判がよい業者は比較的安心できるといえます。

また、苦情的な口コミに対して細やかに返信をしている業者も安心できます。しかし、なかにはでっちあげ、いわゆる嘘の口コミを投稿している場合もありますので、あまり鵜呑みにはせず、判断材料の一つとしてとらえておくことが大切です。

1. 会社のホームページで過去の施工実績を確認する

業者のホームページを見ると、過去の施工事例が確認できます。たとえば、以下のような内容がわかります。
・どのようなトラブルに対応してきたか
・累積実績や創業年数から依頼者の支持の高さや、工事の種類から知識や経験の多さや
・難しい工事にも対応可能か

実績が多数ある業者は、それだけ経験が豊富ということになり、知識や技術力の強さがある業者ということになります。

逆に、施工事例は載っているが数年前から更新がない、事例が少ない場合は注意したほうがよいかもしれません。

1. 見積もりを複数取って比較する

上記5つの判断材料で数社の業者を選び、実際に見積もりを出してもらいましょう。トイレトラブルは、すぐに直してほしいところですが、よくわからないまま1社に絞り込んでしまうのは危険です。
時間をうまく使って最低でも3社の見積もりは取るようにしましょう。

見積もりが集まったら、一番は金額の比較です。あまりに高い業者はもちろん避けると思いますが、安すぎるのも注意が必要です。安いからといって依頼すると、これもあれもとどんどん追加されて最終的には高額になることも。

料金比較の次は、実際に来た作業員の態度やマナー、見積書の丁寧さも判断基準になります。知識の乏しい業者は、見積もりの作業内容も大まかな内容しか記載していません。金額は大事な項目ですが、総合的に見てどうなのかも考えてみてください。

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トイレ修理を依頼した場合の費用

トイレではさまざまなトラブルが起こります。トラブルの内容や度合い、設置状況、作業内容によって修理費用はかなり異なります。

修理費用の目安としては、以下のとおりです。
・軽度なトラブル（簡単に除去できる詰まり、コマパッキン交換など）の場合：8,000円～
・重度なトラブル（ひどい詰まり、複雑な部品交換など）の場合：15,000円～
・便器脱着をする場合：20,000円～
※部品代は別途追加となります

トイレ本体を交換する場合は、トイレのグレードによってかなりの開きがあります。シンプルなトイレの場合は100,000円～、ハイグレードなトイレにする場合は500,000円を超える場合もあります。

また、業者によって深夜料金がかかったり、祝日は追加料金があったりしますので、見積もりをもらってしっかり確認するようにしましょう。

1. トイレトラブル発生時の迅速な対応方法

トイレトラブルは予告なく突然起こります。トラブル発生時に慌てないためにも、迅速に対応できるようにあらかじめ依頼する業者を確保していくと安心です。

1. 深夜や休日など緊急時に依頼したい場合

深夜や休日でもトイレトラブルは容赦なく発生します。そのような場合も対応してくれる業者を、調べておくと安心です。365日24時間対応可能な業者を見つけておきましょう。その際は、前述のように水道局指定工事店かどうかは必ず確認しておきましょう。

実際にトラブルが起こっていなくても問い合わせの電話をすることは可能です。その際も電話対応はどうなのか、という目線でも見てみましょう。丁寧なだけでなく、的確な説明をしてくれることも安心できる業者かどうかの判断基準になります。

1. 不具合の状況を具体的に伝える

実際にトラブルが起こって修理依頼をするときは、トラブルの内容を詳しく伝えるとスムーズにことが進みます。水漏れだったら、どこで起こっているか、どの程度漏れているかなどが必要です。詰まりだったら流れにくくなっているのか、完全に詰まっているのか、詰まらせた物に心当たりはないかなどが必要です。

次に、緊急度合いについて説明します。すぐに来てほしい緊急性が高い例としては、「トイレの便器から水が溢れそうになっている」「水道管から水が噴き出している」などがあります。もし、自分で「止水栓を閉めた」「スッポンをしてみたが改善しない」などの応急処置をおこなった場合も伝えておきましょう。

1. トイレ修理なら水のトラブルサポートセンターまで

トイレ修理の依頼先はさまざまです。水道局指定工事店なのか、口コミの評価はどうなのかなど、確認して信頼できる業者を選んでください。
実際にトイレトラブルが起こる前に、あらかじめ業者を選んでおくと緊急時でも落ち着いて対応することができます。

水のトラブルサポートセンターは対応地域の水道局から指定工事店の認可をいただいております。また、24時間365日受付可能、深夜や休日の追加料金もございませんので、安心してご相談ください。

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