トイレの水漏れ修理はどこに連絡すればいい?業者選びの注意点や費用を解説
予測できないタイミングで起こってしまうトイレの水漏れ。「一刻も早く修理したいけれど、どこに連絡すればいいかわからない」という方のために、この記事では、業者選びのポイントをまとめました。また、初めに確認するべきことから費用相場も紹介します。不当な請求を行う業者や、作業の質が著しく低い悪徳業者に依頼してしまわないためにも、大切なポイントを押さえておきましょう。
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水のトラブルに対処する手順
トイレ業者へ依頼する前に!初めに確認すべきこと
トイレの水漏れが起きたことで焦ってしまい、誤った対処をしてしまうケースが少なくありません。
誤った対処の例として、以下の内容が挙げられます。
・大量のトイレットペーパーを流す
・原因がわからないままラバーカップを使用する
・むやみに水を流す
何かアクションを起こす前に、まず原因を特定することが大切。たとえばラバーカップの使用は、トイレットペーパーのつまりには有効ですが、水に溶けない異物が原因のつまりには悪影響です。
原因が明確にわかる場合は、その原因に対応した対処法をおこなうべきですが、そうでない場合はすぐに業者に連絡しましょう。
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【パターン別】トイレの水漏れ修理はどこに連絡すればいい?
トイレの水漏れが起きた際、修理を依頼できる業者にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴については以下のとおりです。
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水道業者
水道業者は、その名のとおり水道トラブルに特化しており、幅広い対応が可能です。中には緊急対応可能な業者もあるため、深夜のトラブルで困っている際はこちらを選ぶのがおすすめです。ただし、業者によっては深夜料金がかかることがあるため、緊急性のないトラブルの場合は日中営業がメインの業者に依頼するとよいでしょう。
24時間対応の業者でも、深夜料金や出張料金がかからない業者もあります。当社「水のトラブルサポートセンター」では、お見積もり・出張費用・深夜割増0円で、急なトイレの水漏れトラブルにも駆けつけます。
ただし、水道業者の中には悪質な業者が存在するのも事実です。事前に以下の点を確認しておきましょう。
・HPで所在地を確認する
・口コミをチェックする
・指定水道工事業者に認定されているかを確認する
・見積もり・出張が0円か確認する
上記のポイントを押さえ、正当な価格で修理してくれる水道業者を見極めましょう。
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工務店
工務店は、住宅に関する修理やリフォームなどを総合的に請け負う業者です。増築やリフォームを検討しているタイミングで不具合が起きたときに、増築・リフォームプランとともに修理を提案してもらうことができます。
ただし、水のトラブルに特化しているわけではないため、工務店によっては対応できない故障がある可能性も。トイレの水漏れだけを直したい場合は向いていないといえるでしょう。
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トイレメーカー
LIXIL、TOTO、INAXなどといったトイレメーカーでは、自社製品であれば修理対応をおこなってくれます。さらに、保証期間内であれば無料で対応してくれるため、取り付けてすぐの場合はメーカーに直接問い合わせてみるとよいでしょう。
とくにウォシュレットなどの温水洗浄便座の故障は、水道業者では対応できかねるケースがほとんど。これらの故障にも、トイレメーカーでは対応できます。
ただし日程の調整に時間を要するため、水が溢れる危険がある場合や使用不能な状況のような緊急性のある修理には不向きです。また、保証期間を過ぎたメーカーでの修理は、水道業者への依頼よりも割高になる傾向があります。
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個人事業主
「くらしのマーケット」「ミツモア」「ユアマイスター」などといった総合ポータルサイトでは、トイレの水漏れやトラブルの対応ができる個人の業者が登録しています。
料金は個人で設定できるため、専門の水道業者よりも割安で依頼できるのが大きなメリットです。
デメリットとしては、作業の品質や安全性には大きな差があるということ。確かな技術を持っているという証明がなくとも登録ができるため、素人でも依頼を受けることができるのです。
費用の安さを重視したい場合はおすすめですが、それに伴うリスクも加味しておきましょう。
トイレ水漏れで水道業者を選ぶ際のポイント
トイレの水漏れが起きた際は、水道業者に依頼するのが最適でしょう。しかし、水道業者は数多くあるため、優良で質のよいサービスを提供してくれる業者を選ぶためには次のポイントを押さえておきましょう。
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水道局指定修理業者か確認する
水道業者を選ぶ際に、水道局指定工事店かを確認しましょう。水道局指定工事店とは、以下の要件を満たし、各自治体の水道局から指定を受けた業者です。
・営業所ごとに「下水道排水設備工事責任技術者」が存在する
・排水設備工事に必要な機械器具を所有している
・不正な行為をするおそれがあるなどの「欠格要件」に該当しない
水道局指定工事店に指定されていなければ、給水管の新規設置や増設などの作業ができません。つまり、対応できる業務の幅が広いのです。
水道局指定工事店であることは、信頼できるかどうかの判断材料になるため、HPなどで確認しておきましょう。
対応力を考慮して依頼するのも大切 水道局指定工事店は、技術面を評価している側面が強いため、「水道局の指定ならどこでも安心!」というわけではありません。 24時間対応の業者もあれば、地元密着の設備屋まであります。緊急を要するのか、親身になって相談を聞いてもらえることを優先するのかなど、求める対応に合わせて業者を選ぶことも大切です。 |
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ネットの検索上位や口コミサイトを鵜呑みにしない
水道業者を選ぶ際は、ネットの検索上位や口コミサイトを鵜呑みにしないように注意しましょう。
自分の地域に対応している業者を探す際、ネットで「トイレ 修理」などと検索する方もいるでしょう。検索結果はランキングサイトが多く、サイト内の上位が優良とは限らず、口コミもステマの可能性が高いのが事実です。
必ず公式サイトを確認し、実際に見積もりを取って判断しましょう。このとき、見積もり費用が0円であることを必ず確認してください。
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運営者の情報が記載されているか確認する
悪徳業者の場合、HPの運営者情報が記載されていなかったり、存在しない住所が記載されていたりすることがあります。運営者の身元をしっかり確認したうえで、見積もり依頼をおこないましょう。
また、HPの完成度や情報の正確性を確認することも重要です。インターネットでのリサーチが当たり前になっている近年、利用者が見やすいHPを作成しているかどうかが信頼に足る業者かどうかの判断基準になります。
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複数社から見積もりを取る
水道業者の料金形態はさまざまです。適切な価格を見極めつつ、十分なサービスとサポートを受けるために、最低でも3社以上から見積もりを取るのがベター。
基本的に、料金が発生するのは見積もり内容に承諾してからです。作業の内容やスタッフの対応に納得ができたら正式な依頼をするようにしましょう。
前述しましたが、HPやチラシに「見積もり0円」と記載されている業者に依頼するのがマストです。見積もりに料金がかかる業者は、あまり優良ではないケースが多く見られます。
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トイレの水漏れ修理の費用相場
参考までに、トイレの水漏れ修理の費用相場を見てみましょう。
症状 | 費用相場 |
トイレタンクの水が止まらない |
5,500円〜 |
便器と床接着面から水が染み出ている |
8,800円〜 |
給水管のつなぎ目から水漏れ |
5,500円〜 |
上記のように、症状や水漏れの箇所によって費用相場は変わります。また、必要な部品があったり部品そのものを交換する必要があったりする場合は、別途部品代として追加料金がかかります。
注意したいのは、相場より高すぎる料金が危険なのはもちろんですが、安すぎるのも警戒が必要です。見積もりに料金がかかったり、後から知らされていない追加料金を請求されたりするなどのおそれがあります。
トイレの水漏れの修理費用について、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
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トイレの水漏れでお悩みなら水のトラブルセンターまでご相談を
突然トイレの水漏れが起き、対処方法がわからない場合、まずは冷静に業者へ連絡することが大切です。
トイレの水漏れに対応できる業者はさまざまありますが、迅速かつ専門的な知識があるのはやはり水道修理業者です。地域に対応している業者から最低でも3社以上から見積もりを取り、もっとも適切なサービスと料金だと判断できた業者に、正式に依頼しましょう。
当社「水のトラブルサポートセンター」では、累計対応件数100万件以上の豊富な実績で、さまざまなトイレのトラブルにもご対応いたします。ネットからのご予約では最大3,000円の割引もございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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最終記事更新日:2024.11.29