最終更新日:2026.08.24 トイレ水トラブログ

トイレの水漏れはパッキン交換で直る?サイズや種類の選び方、交換費用を解説

トイレの水漏れはパッキン交換で直る?サイズや種類の選び方、交換費用を解説

急なトイレの水漏れに困っていませんか?すぐにトイレが使えなくなることはありませんが、時間の経過とともに水道代がかさんだり水漏れが悪化したりすることがあります。

実は、トイレの水漏れが起こるのは、パッキンの劣化が原因です。パッキンの交換だけなら自分でも簡単に修理できます。ただし、適切なサイズや種類を選ばないと効果はありません。

この記事では、自分でおこなえるパッキン交換の基礎知識として、サイズや種類の選び方を紹介します。

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    目次

    トイレの水漏れはパッキン交換で直る?

トイレの水漏れはパッキン交換で直る?

トイレの水漏れの原因はパッキンの劣化であることが多いです。パッキンの寿命は10年程度。長期間使用していると劣化が進み、交換時期を迎えている可能性があります。その場合はパッキンを交換すれば水漏れを改善できます。 

  1. トイレのパッキンの役割

トイレのパッキンの役割

トイレのパッキンの役割は水漏れ防止です。タンクと給水管のつなぎ目やボールタップ、レバーハンドルなどさまざまな箇所に設置されています。ゴム製で密着性が高いため、さまざまな形状のパーツにフィットして水漏れを防ぐ仕組みです。
しかし、常に水にさらされているため劣化が進みやすく、水漏れの主な原因となります。 

  1. パッキンから水漏れしやすいトイレの場所

パッキンから水漏れしやすいトイレの場所

パッキンは給水管やホースの接合部に使用されるゴム製の部品です。他の部品と比べて耐久性が低く、特に10年以上使っているトイレでは劣化による水漏れが発生しやすくなります。

たとえば、以下の箇所に接続されているパッキンは要注意です。

・止水栓の接合部
・給水管の接合部
・レバーハンドル
・トイレタンクの接合部
・ウォシュレット分岐部分

トイレのパッキンは一般的に10年程度の寿命とされています。ただし、実際の耐久性は使用する環境次第で大きく変わる点に注意してください。

とくに水との接触が多い部分や、頻繁に動かす箇所のパッキンは劣化が早まり、交換時期が早く訪れる傾向があります。

水漏れを発見したら、まずはパッキンの状態をチェックしてみましょう。早期発見できれば、大きなトラブルを未然に防げます。

また、頻繁に動かす箇所ではありませんが、便器と床の接地面にもパッキンが使われています。便器と床の接地面から水漏れがある場合は、床下の排水管などにトラブルが起こっている可能性が高いため、速やかに業者へ依頼しましょう。

  1. 【場所別】トイレのパッキンを交換する方法

【場所別】トイレのパッキンを交換する方法

トイレのパッキンを交換する方法や手順を場所別に解説します。

・止水栓のパッキンを交換する手順
・給水管のパッキンを交換する手順
・レバーハンドルのパッキンを交換する手順
・トイレタンクの下にあるパッキンを交換する手順
・ウォシュレット分岐部分のパッキンを交換する手順
・便器と床の接続部にあるパッキンを交換する手順

それぞれ詳しく見ていきましょう。

  1. 止水栓のパッキンを交換する手順

トイレの止水栓は、タンクや便器の横にある壁面、もしくは床面に設置されています。

止水栓のパッキンを交換する流れは下記のとおりです。

1. プライヤーでハンドルの止めビスを外し、ハンドルを取り外す
2. モンキーレンチで袋ナットを外し、古い三角パッキンを新しいものと交換する
3. 袋ナットとハンドルを元通りに取り付けて作業完了

止水栓のパッキン交換は比較的簡単な作業ですが、完了後は必ず水漏れがないか確認しましょう。

なお、三角パッキンは互換性が高いため、基本的にどのメーカーの製品でも使用できます。

止水栓から水漏れする原因や対処する方法を詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。

止水栓から水漏れが発生したときの原因は?応急処置や対処方法を解説

  1. 給水管のパッキンを交換する手順

給水管は、水道からトイレへと水を供給するための配管です。タンク式トイレの場合、レバーハンドルを操作すると、タンク内の水が便器に流れ込むと同時に、給水管を通じて新しい水がタンクに補給されます。

給水管のパッキンを交換する手順は以下のとおりです。

1. 止水栓を時計回りに閉める
2. 給水管の下にバケツを設置してモンキーレンチでナットを取り外す
3. 古いパッキンを取り外して新しいパッキンを取り付ける
4. ナットをしっかり締める
5. 止水栓を開けて水漏れチェックする

止水栓がトイレ内に見当たらない場合は、元栓を閉める方法もあります。水道の元栓は、住宅への水道配管が引き込まれる水道メーターのすぐ横に設置されています。

また、作業後は必ず水漏れがないか確認してください。とくにナットの締め付けが緩いと水漏れの原因となるので、しっかりと締めるのが重要です。

下記の配管から水漏れしたときの対処法もご覧ください。

トイレの配管から水漏れしたら?原因や自分でできる対処法をご紹介

  1. レバーハンドルのパッキンを交換する手順

パッキンの交換自体は難しい作業ではありませんが、各部品の取り扱いには十分注意を払いましょう。

パッキンを交換する手順は下記のとおりです。

1. 止水栓を閉める
2. タンクのフタを開ける(手洗い管がある場合は給水管を外す)
3. レバーを回してタンク内の水を抜く
4. チェーンを取り外す
5. レバーハンドルを固定しているナットを外す
6. パッキンを交換する
7. レバーハンドルを取り付ける
8. チェーンを接続する
9. フタを戻して完了

タンクのフタに手洗い管が付いている場合は、注意が必要です。フタを少し持ち上げて給水管を外してから作業を進めましょう。

  1. トイレタンクの下にあるパッキンを交換する手順

トイレタンクの底にはナットが2つ付いており、パッキンも同じく使用されています。そのため、パッキンの劣化により、トイレタンクの下から水漏れが発生することがあります。

手順は下記のとおりです。

1.    止水栓を時計回りに閉める
2.   トイレのフタを外す
3.   レバーハンドルを回してタンクの水を空にする
4.   給水管を取り外す
5.   固定部分のナット(2箇所)を外す
6.   タンクを持ち上げて取り外す
7.   底部パッキンを交換
8.   タンクを元の位置に設置
9.   固定ナットを締める
10. 給水管を接続する
11. 止水栓を開ける
12. トイレのフタを戻す
13. 水を流して水漏れしていないか確認する

ナットを強く締めるとタンクを破損させてしまう可能性があるため注意してください。

また、タンクを持ち上げる作業となり、一人でおこなうのは大変危険です。作業するのが難しいと感じたら、迷わず水道修理業者に依頼しましょう。

  1. ウォシュレット分岐部分のパッキンを交換する手順

分岐部分から水漏れが起こっている場合は、分岐金具と接続部分のパッキンを交換します。 手順は下記のとおりです。 

1. 止水栓を時計回りに閉める
2. 給水管と分岐金具をつないているナットを取り外す
3. パッキンを交換する
4. ナットを取り付け締め直す
5. 止水栓を開けて水漏れが起こらないか確認する
※ナットの締めすぎに注意しましょう。

  1. 便器と床の接続部にあるパッキンを交換する手順

便器と床の接続部にあるパッキンをフランジパテと言います。 フランジパテを交換するには便器の脱着が必要です。また、フランジパテは他のパッキンと違って粘着性が高くベトベトしています。交換する際は古いフランジパテをすべてきれいに取り除かなければなりません。この2つの作業は難易度が高いため、ご自身で作業される場合は注意が必要です。

作業に不安がある場合は、専門業者への依頼をおすすめします。

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  1. トイレ用のパッキンの選び方

トイレ用のパッキンの選び方

トイレの水漏れを防ぐためには、交換時に適切な種類とサイズを選ぶことが大切です。誤ったパッキンを使用すると、かえって水漏れを悪化させる原因になります。パッキンを選ぶ際のポイントは以下の2点です。 

・パッキンの種類を知っておく
・サイズの選び方を知っておく

それぞれ詳しく解説します。 

  1. パッキンの種類を知っておく

トイレの水漏れ修理でよく使用されるパッキンには、主に2種類挙げられます。
・コマパッキン
・三角パッキン

止水栓や給水管、レバーハンドルの修理には、これらのパッキンを交換する必要があります。

また、トイレタンク内部にはさまざまな種類のパッキンが使用されています。ボールタップやフロートバルブなど、それぞれの部位に適した専用のパッキンが必要です。

パッキン交換の際は、取り付け箇所に応じて選ぶようにしましょう。

  1. サイズの選び方を知っておく

パッキンのサイズはメーカーや機種、取り付け位置によって微妙に異なります。取扱説明書で確認するか、古いパッキンを外して店頭で実物と照らし合わせるのが確実な方法です。

たとえば、TOTOやINAXなどのメーカー名と製品の型番があれば、それらをもとに正確なパッキンを特定できます。

一般的なトイレの場合、「呼び径13mm」のパッキンが適合することが多いですが、念のため事前に確認しましょう。

なお、呼び径とは、製品の直径が部分によって変わる場合の平均的な値を表す水道業界特有の基準のことです。既存のパッキンと同じ呼び径表記の製品を選択することをおすすめします。

  1. トイレのパッキンを交換しても水漏れする原因

トイレのパッキンを交換しても水漏れする原因

パッキンを交換しても問題が解決しない場合は、別の不具合が疑われます。 主な不具合は以下の5点です。 

・タンク内部の部品がトラブルを起こしている
・フラッシュバルブ本体が故障している
・ゴムフロートが劣化している
・ウォシュレットが故障している

それぞれ詳しく解説します。 

  1. タンク内部の部品がトラブルを起こしている

タンク内のフロートバルブの劣化やオーバーフロー管の故障、また各パーツの接続ナットの緩みなども水漏れの原因となります。

このような場合は、それぞれの部品の状態を確認し、必要に応じて部品の交換や締め直しをすることで解消される場合があります。

  1. フラッシュバルブ本体が故障している

フラッシュバルブに付属されている水をコントロールするピストンバルブは、経年劣化によって正常に機能しなくなることがあります。

このバルブが適切に作動しないと、「水が止まらない」「水の勢いが弱くなる」などの症状が現れます。このようなケースは、パッキンの交換だけでなく、ピストンバルブ自体の交換が必要かもしれません。

  1. ゴムフロートが劣化している

フロートバルブは、タンク内の排水を調節する部品です。黒い球状の形をしており、レバーハンドルとチェーンで連動しています。

長年の使用で排水口との接触面の変形や硬化で隙間ができ、そこから水が少しずつ漏れ始めるのです。

その結果、タンク内の水位が徐々に下がり、自動的に給水が繰り返される状態となります。

なお、ゴムフロートによる水漏れの対処法を下記で解説しています。ぜひ参考にしてください。

ゴムフロートが原因でトイレの水漏れが発生したら?対処法を解説

  1. ウォシュレットが故障している

ウォシュレット(温水洗浄便座)で発生する水漏れは、発生箇所によって原因と対処法が異なります。

主な原因としては、水抜栓本体の経年劣化による機能低下や、ノズルの劣化・汚れ、また接続部のナットの緩みなどが挙げられます。

修理をおこなうためには、まず水漏れの発生箇所がどこなのかを正確に特定しなくてはなりません。

ただし、ウォシュレットは電化製品なので、濡れた手での作業は感電する恐れがあります。そのため、掃除やコンセントを抜くなどの応急処置に留めておくようにしてください。

  1. トイレ本体の劣化や寿命が来ている

トイレの本体は陶器で作られているため、強い衝撃を受けるとヒビが入ってしまい、そこから水漏れが発生する可能性があります。

また、一般的にトイレの寿命は約10〜15年とされており、長期間の利用による自然な劣化も水漏れの原因です。

本体に関連する水漏れの場合は、パッキン交換などの部分的な修理では解決できず、本体の交換が必要になることもあります。

トイレの交換を検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。

トイレ交換をしたい人必見!確認すべきことや費用相場、作業内容について解説

  1. トイレの水漏れが原因でかかる水道料金はいくら?

 

トイレの水漏れが原因でかかる水道料金

水漏れは放置すると徐々に悪化する傾向にあり、最初は小さな漏れでも時間とともに大きくなり、高額な水道料金となるケースがあります。

口径20mm1ヵ月の使用水量を24㎥とした場合の水道料金をご紹介します。

トイレの様式

水漏れの状況

漏水量

上下水道料金の目安

貯留水が少ないタイプ

チョロチョロ一箇所から水が流れている

約20㎥

約7,000円

貯留水が多いタイプ

水面がわずかに動いている

約150㎥

約69,000円

参照:東京水道局

トイレだけではなく、お風呂場や給湯器、洗面所なども水漏れが起きやすい場所です。無駄な出費にならないためにも、蛇口をしっかり閉めているかを確認しましょう。

また、水漏れが起こってしまったときの対策を下記の記事で解説しています。併せてご覧ください。

トイレの水漏れによる水道代は誰が払う?決まりや減額申請の方法を解説

  1. トイレの水漏れでパッキン交換を依頼するときの費用

トイレの水漏れでパッキン交換を依頼するときの費用

「水のトラブルサポートセンター」におけるトイレのパッキン交換費用は、以下のとおりです。 

・作業料金:5,500円(税込)~ + パッキン代

作業料金は交換する箇所によって異なります。便器の脱着が必要な場合は、別途脱着費用が発生します。また、パッキン代もパーツの種類によって変動します。

お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。現地にて丁寧に調査させていただきます。土日祝日や深夜の割増料金も一切かかりませんので、安心してご依頼ください。

  1. トイレのパッキン交換を依頼する水道業者の選び方

トイレのパッキン交換を依頼する水道業者の選び方

パッキンを交換しても水漏れが直らなかったときや、自分で修理するのが不安な方は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。

水道専門の業者であれば専用の工具を利用して、すぐに問題を解決してくれます。とはいえ、水道業者は全国に多数存在しており、何を基準にして決めればよいかわからない方もいるでしょう。

失敗しない水道業者の選び方は下記のとおりです。今後の業者選びに役立ちます。
・水道局指定工事店か
・料金体系が明確か
・相場よりも高すぎず安すぎないか
・24時間対応してくれるか
・保証内容やアフターサービスがしっかりしているか
・過去の施工実績があるか
・口コミ評価が高いか

少なくとも3社以上の会社に見積もりを依頼し、出張費や基本料金、部品代などの内容をそれぞれ比較検討しましょう。

信頼できる業者は、これらの情報を積極的に開示し、わかりやすく説明してくれるはずです。

また、キャンペーンや割引サービスをおこなっているかもチェックしましょう。

下記の記事では、水漏れ修理にかかる費用相場をご紹介しているので、費用が気になる方はあわせてご覧ください。

トイレの水漏れの修理費用はどれくらい?症状別の料金や主な内訳を紹介

  1. トイレの水漏れとパッキン交換に関するよくある質問

当社にいただく、よくある質問にお答えします。 

  1. トイレのパッキンが劣化しているサインは?

パッキンが劣化すると水漏れが発生します。「トイレタンクの下から水滴が落ちる」「床が濡れている」「タンク内で水流音が鳴り止まない」といった症状は、パッキン劣化のサインです。

実際にパッキンを取り出せる場合は、状態を確認してみましょう。以下のような症状が見られる場合は劣化が進んでいるため、交換をおすすめします。

・ゴムが硬化している
・表面が黒ずんでいる
・ヒビや亀裂が入っている

  1. トイレタンクのパッキン交換は自分でできる?

パッキン交換は作業箇所によってご自身での対応も可能ですが、モンキーレンチなどの工具が必要です。

なお、オーバーフロー管やフランジパテの交換は、便器の脱着やタンク内の分解作業を伴います。内部構造を正しく理解していないと、新たなトラブルの原因にもなりかねませんので、不安な場合は無理をせず専門業者に依頼しましょう。

  1. 交換するパッキンはメーカーの純正品を選ぶべき?

互換品は安価で多く市販されていますが、使用には一定のリスクが伴います。

純正品は各メーカーが製品の仕様に合わせて設計しているため、適合性が高く取り付け後の不具合も最小限に抑えられます。一方、汎用性を重視した互換品は適合性が低くなる傾向があり、取り付け後に水漏れが再発するおそれもあります。

  1. トイレの水漏れでパッキン交換を依頼するなら水のトラブルサポートセンターへの相談がおすすめ

トイレのパッキン交換は、正しい知識と工具があればご自身でも対応可能な修理です。ただし、作業に慣れていない方や、便器の脱着といった難易度の高い作業が必要な場合は、無理をせずプロに頼むのが安心です。

水道局指定工事店である「水のトラブルサポートセンター」では、経験豊富な技術者がお客様のトイレの状態を適切に診断し、最適な修理方法をご提案します。
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水トラブログ編集部

最終記事更新日:2019.07.25