トイレの尿石(黄ばみ)の除去方法は?汚れの原因や洗剤・クエン酸の使い方を解説

トイレの黄ばみ汚れや尿石は、少しずつ蓄積して強固になっていきます。放置するとどんどん固まって広がり、見た目を悪くするだけでなく、嫌な臭いの原因にもなりかねません。通常の掃除では落とせなくなる前に、正しく対処することが大切です。
この記事では、尿石ができる原因や除去に効果がある洗剤や薬剤、除去する際の注意点、予防方法などをわかりやすく解説します。毎日の掃除をラクにしたい方にも役立ちます。トイレの尿石汚れをすっきり落とし、いつでも清潔で快適なトイレ空間を保ちましょう。
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トイレの尿石(黄ばみ)の原因は?

尿石ができる原因は、流れずに残った尿や飛び散ったまま放置された尿です。尿にはリン酸カルシウムという成分が含まれ、それが尿素などと結合して固まり、アルカリ性の石のような結晶になります。少しずつ便器に溜まると黄ばみになっていき、悪臭も放ちます。一度石化するとなかなか落とせず、とても厄介です。
さらに、尿石に雑菌が繁殖すると頑固な汚れになり、除去作業がどんどん困難になっていきます。そうなる前に、こまめに除去しておくのが大切です。
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トイレの尿石(黄ばみ)の除去方法

主なトイレの尿石の除去方法は下記のとおりです。
・酸性洗剤で落とす
・重曹+クエン酸で落とす
・尿石専用洗剤で落とす
・サンドペーパーなので削り落とす
それぞれ解説します。
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酸性洗剤で落とす
尿石はアルカリ性なので、酸性洗剤を使って落とすのが有効です。酸性洗剤は強い酸性なので、絶対に素手では触らず、必ずゴム手袋を着用して使います。肘上までくるくらいの長いゴム手袋を用意すると、便器の内部を掃除するときも洗剤や汚水がかからず安心です。
-手順-
①ゴム手袋を着用し、尿石部分に直接、酸性洗剤をかけます。
②規定時間、放置します。(時間は洗剤の注意書きを確認します)
③ブラシやたわしで尿石をこすって水を流します。
④落ちない場合は尿石の上にトイレットペーパーを2、3枚重ねて置いた上から洗剤をかけて5分ほど放置したあと、ブラシでこすって水を流します。
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重曹+クエン酸で落とす

アルカリ性の尿石には、酸性であるクエン酸もとても効果が高いです。さらに、重曹を加えると炭酸ガスが発生して泡で尿酸を落とせます。自然由来の物なので、お子様がいらっしゃる場合もおすすめです。
どちらもドラッグストアなどで手軽に手に入ります。トイレだけではなく、家中のさまざまな掃除に使えるため、買っておくと便利です。
-手順-
①スプレーボトルに水100mlとクエン酸を小さじ1/2程度入れてよく混ぜます。
②便器内の尿石部分にクエン酸水を直接スプレーしてかけます。
③その上から重曹を粉のままかけます。
④30分~1時間ほど放置します。
⑤ブラシやたわしでこすって水を流します。
落ちない場合は、クエン酸を濃くしたり、重曹の量を増やすなどしてみてください。それでもまだ落ちないときはクエン酸パックをおすすめします。尿石の上にトイレットペーパーを2、3枚重ねて置いてクエン酸水をスプレーします。その上からラップを置いて30〜40分程度放置したあと、ブラシでこすって落とします。
掃除の頻度は、1週間に1回を目安にしてみてください。クエン酸は消臭効果もあるのでアンモニア臭にも効果的です。
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尿石専用洗剤で落とす
尿石専用洗剤はホームセンターなどで購入可能です。ジェルタイプと液体タイプがあり、掃除をする箇所や方法によって使い分けます。
ジェルタイプは、尿石に直接塗布して、規定の時間が経ってから流します。ジェルなので、少し勾配があるような箇所でも垂れずに使えます。液体タイプでもジェルタイプと同様の使い方ができるものもありますが、塗布したあとにブラシでこすらないといけないこともあります。
いずれにしても、液体タイプはジェルタイプより強力で即効性があります。その分、取り扱いにも注意が必要です。
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サンドペーパーなどで削り落とす
「サンドペーパー」や「メラミンスポンジ」などで直接こすって削り落とす方法もあります。
尿石の表面をクエン酸で湿らせてから、水で濡らしたサンドペーパー、メラミンスポンジで、優しく少しずつ尿石を削り取っていきます。
なお、この方法が使えるのは便器の陶器部分のみです。プラスチック部分には適していないため、他の方法で除去するようにしてください。
また、いくら陶器部分でも無理矢理ゴシゴシと削ると、便器に傷がつくこともあります。一度傷が付くと、そこに汚れが入り込んで雑菌が繁殖し、新たな汚れを発生させるため注意が必要です。
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トイレの尿石(黄ばみ)を除去するときの注意点

トイレの尿石を除去するときの主な注意点は、下記5点です。
・トイレの素材に合った洗剤を使う
・ゴム手袋をつける
・換気をおこなう
・洗剤をしっかり洗い流す
・洗剤を混ぜない
それぞれ説明します。
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トイレの素材に合った洗剤を使う

トイレの素材によって使ってはいけない洗剤があります。便器は陶器製、フタはプラスチック製など、箇所によって素材が異なります。誤って適さない洗剤で掃除したり、洗剤をかけてはいけない箇所に洗剤がかかったりすると、故障や破損する恐れがあるため注意が必要です。必ず取り扱い説明書や、お使いのトイレメーカーのホームページで確認してください。
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ゴム手袋をつける(酸性洗剤を使う場合)
酸性の洗剤は、肌荒れや手荒れを起こすことがあるので、使用時は必ずゴムやビニールの手袋を付けましょう。皮膚に直接洗剤が触れないように注意が必要です。
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換気をおこなう(酸性洗剤を使う場合)
酸性洗剤を使う場合は、換気をおこなうことも大切です。酸性洗剤には独特の刺激臭があるため、苦手な人は気持ちが悪くなる危険性があります。使用時は必ず換気をするようにしてください。換気扇だけではなく扉や窓も開けて、風通しのよい状態で使いましょう。
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洗剤をしっかり洗い流す
掃除が終わったら、しっかり最後まで洗い流すようにしましょう。
専用洗剤は尿石を溶かせる強力な洗剤です。便器内に付着したまま時間が経過すると、トイレにダメージを与えかねません。
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洗剤を混ぜない
酸性洗剤と塩素系洗剤が混ざると有毒ガスが発生し非常に危険なので、絶対に混ぜないようにしてください。効果が高い洗剤を混ぜるとさらにパワーアップしそう、と考えてしまいがちです。
また、両洗剤を別々に使う場合でも、先に使った洗剤をしっかり洗い流してから使うようにしましょう。少量の残りでも反応しますので危険です。できれば異なった洗剤を、同じ日に使わないようにすると安心です。
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トイレの尿石(黄ばみ)の予防方法

トイレの尿石(黄ばみ)の予防方法をいくつか紹介します。
・男性も座ってトイレを使う
・排泄後は水を毎回流す
・便座のフタを閉めてから水を流す
・毎日1分間の簡単な掃除をする
・クエン酸スプレーやコーティング剤を活用する
日ごろの心がけでできるものになるので、できる方法から試してみてください。
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男性も座ってトイレを使う
男性もトイレは座って使い、飛び散りを防ぐようにしましょう。立って排尿すると少なからず、周囲に尿が飛び散るためです。
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排泄後は水を毎回流す

排泄後は水を毎回流すようにしましょう。
節水も大切なことですが、そのせいで尿石が溜まってトイレトラブルが起こってしまったら本末転倒です。尿は時間経過とともに石化して尿石になっていきます。毎回、きちんと水で流しておくことをおすすめします。
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便座のフタを閉めてから水を流す
水を流すとわずかな量でも水しぶきが便器の外に飛んでしまいます。これが床や壁に染み付いて蓄積していきます。フタを閉めて流すとフタの裏にしか水しぶきは飛ばないので、お掃除も楽になります。
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毎日1分間の簡単な掃除を続ける

1週間に一度念入りに時間をかけてじっくりお掃除するよりも、毎日1分、便器を掃除するほうが尿石予防効果が高いです。手に届くところにトイレ用の掃除シートなどを置いておき、トイレを使ったあと、便座やフチ裏などをサッとひと拭きするように心がけるだけで随分と違います。
また、1日1回、床や壁を軽く拭くと飛び散った尿から発生する黄ばみなどの予防になります。そのうえで、時間がかかる箇所の掃除は日を決めておこなうようにすると、かなり予防効果が高くなります。
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クエン酸スプレーやコーティング剤を活用する
トイレを使ったあと、毎回サッとクエン酸水をスプレーすると尿石予防になります。誰でも使えるようにしておいて、家族全員がおこなうと効果的です。
ただし、クエン酸にも消費期限があるので2〜3週間以内に使い切れる量にしておきましょう。最近は、便器に直接洗浄ジェルをスタンプできるコーティング剤も販売されています。それぞれ芳香効果もあるため、お好みの香りのスタンプを念入り掃除のあとに使うと、さらに掃除効果があがります。
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トイレの尿石(黄ばみ)を除去しないリスク

トイレの尿石(黄ばみ)を除去せず放置することで、以下のように起こるトラブルがあります。
・悪臭の原因になる
・トイレの寿命(耐用年数)が短くなる
それぞれ説明します。
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悪臭の原因になる
尿石は、尿に含まれるカルシウムなどのミネラルが乾燥・結晶化したものです。放置するとどんどん大きくなっていきます。尿石が大きくなると微生物や雑菌の住処になり、尿石の中の尿素という成分を分解し、アンモニア臭が発生します。トイレの悪臭の代表格、アンモニア臭は尿石によっても発生するのです。
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トイレの寿命(耐用年数)が短くなる
尿石は、放置して時間が経つごとに大きくなり強固になります。小さいうちや固まる前なら簡単に落とせたのに、放置したためにいざ除去しようとすると強力な洗剤が必要になったり、除去道具を使わないといけなくなります。その分、便器への負担が大きくなり便器を傷つけたり割れてしまうこともあります。尿石は軽い負担で除去できるうちに対処しておきましょう。
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トイレの尿石(黄ばみ)の除去でよくある質問
ここでは、トイレの尿石掃除で寄せられるよくある質問を紹介します。
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トイレのひどい尿石はどうやって落とすの?
トイレのひどい尿石は、尿石専用洗剤や酸性洗剤(サンポールやクエン酸など)でこすり落とします。頑固な場合は、尿石除去ブラシやスクレーパーを併用します。落ちにくい場合は、尿石専用クリーナーを使うと効果的です。重曹と併用すると研磨作用でより落ちやすくなります。ゴシゴシ強くこすりすぎると便器を傷めるので、注意しましょう。
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トイレの尿石はハイターで除去できますか?
ハイター(塩素系漂白剤)は、尿石の除去にはあまり効果がありません。尿石はカルシウムやミネラルが主成分で酸性の洗剤(サンポールやクエン酸)で溶かすのが効果的です。ハイターはあくまで黄ばみやカビの漂白に向いています。
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トイレの尿石がサンポールで落ちないのですが、どうしたらよいですか?
尿石が長期間蓄積して硬くなっている場合は、サンポールだけでは落ちにくいことがあります。その場合は、尿石専用クリーナーやクエン酸を使い、数時間~一晩置いてからブラシでこすります。重曹を併用すると研磨効果でさらに落ちやすくなります。強くこすりすぎると便器を傷めるため注意しましょう。
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トイレの尿石がクエン酸で取れないのですが?
尿石が長期間たまって硬化している場合、クエン酸だけでは落ちにくいことがあります。その場合は、尿石専用の洗剤やサンポールなど酸性の強めのトイレ用洗剤を使い、数時間〜一晩放置してからブラシでこすります。重曹を併用すると研磨効果で落としやすくなります。便器を傷めないよう、強くこすりすぎないことがポイントです。
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トイレの尿石はカビキラーで落とせますか?
カビキラー(塩素系漂白剤)では尿石はほとんど落ちません。尿石はカルシウムやミネラルが主成分のため、酸性の洗剤(サンポールやクエン酸)で溶かすのが効果的です。カビキラーは主にカビや黄ばみの漂白に向いています。
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トイレの底の茶色い汚れは尿石ですか?
トイレの底にこびりつく茶色や黄褐色の汚れの多くは尿石です。尿中のカルシウムやミネラルが固まってできるもので、時間が経つと硬くなり落ちにくくなります。酸性の洗剤や尿石専用クリーナーで定期的に掃除すると効果的です。
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トイレの茶色い汚れはクエン酸で落とせますか?
軽い尿石や茶色い汚れであれば、クエン酸を使うと比較的簡単に落とせます。水に溶かしたクエン酸を汚れに塗布してしばらく置き、ブラシでこすると効果的です。ただし、長期間蓄積して硬くなった尿石には酸性の専用洗剤やサンポールのほうがより効果的です。
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トイレの尿石はクエン酸と重曹どっちが効果的?
尿石の除去にはクエン酸のほうが効果的です。尿石はカルシウムやミネラルが主成分で酸に弱いため、クエン酸などの酸性洗剤で溶かすのが基本です。重曹は研磨作用で軽い汚れやクエン酸で柔らかくした尿石の仕上げに使うと効果的ですが、単独では尿石を溶かす力は弱いです。
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トイレの輪ジミが取れません。どうしたらよいですか?
トイレの輪ジミが取れない場合、原因が尿石(黄ばみ)なのか黒ずみなのかで対処法が異なります。尿石の場合は酸性のクエン酸、黒ずみの場合はアルカリ性の洗剤を使用し、つけ置きやペースト状でのパックが効果的です。また、重曹とクエン酸の組み合わせや、専用の研磨シートも有効です。
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トイレは汚れがつきやすいため、定期なお掃除、メンテナンスで尿石に対策しましょう。尿石が付いてしまっても、付いた量が少ないうちに対処すれば除去できます。
しかし、しっかりこびりついてしまった尿石を自分で除去するのは、なかなか難しいかもしれません。
放置しておくと悪臭を放ち、排管内に及ぶと詰まりの原因にもなりかねません。また、尿石が付着しづらい便器に交換するという方法もあります。尿石が取れなくてお困りの際は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談ください。
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水トラブログ編集部
最終記事更新日:2019.07.25

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