2023.05.01お役立ち情報

タンクレストイレを設置する前に。

こんにちは。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、

人気がどんどんあがっている「タンクレストイレ」を設置する場合の注意点のお話をします。

 

「タンクレストイレ」とは、洗浄水をためておくロータンクが要らないトイレ。

ここ十数年で需要が拡大しています。

人気の理由は、ロータンク(便器の後ろにある四角いタンク)がなくなる分、見た目が

スッキリすること、トイレを広く使うことができることです。

また節水仕様になっているので節約効果もあります。

他にも、お手入れが簡単だったり、各社、汚れや臭いがつきにくい素材を使っていて

便利な機能をそなえているのも人気の理由です。

 

しかし、タンクレストイレの設置、交換を検討する際は下記項目に注意が必要です。

 

◆水道の水圧で流すので、タンク式より高い水圧が必要になります。

水圧は止水栓にホースを付けて水を出して、10秒間で溜まる水の量で測定します。

 

各メーカーによって若干の差はありますが、タンクレストイレの設置、交換には

10秒で4.05.0L程度の水が溜まるくらいの水圧が必要です。

高層階や高台の家、配管が古く水圧が低くなっている住宅などに設置すると

結果、「流れにくい」「詰まりやすい」トイレになってしまいます。

 

メーカーによっては、幅広いお客様にもご利用頂くために、タンクとポンプを便器本体に

内蔵して、タンク式と同じ必要最低水圧値を確保できる商品も出てきていますので

水圧が低い場合は、こういう対策品も検討してみてください。

 

 

◆停電している時は流せない

タンクレストイレは、電力でバルブを動かしている為、停電時には流せなくなります。

災害などで電気が止まった場合は、バケツなどで水を汲んで流さないといけません。

各メーカーでは、手動ハンドル等で流すことができるような機能が付いています。

有事の時に慌てないよう、予め確認しておくことも大切です。

 

 

◆手洗いが付いていない。

通常、タンクの上に手洗いが付いていますが、タンクが無くなったので手洗いもありません。

トイレ内に手洗いを設置したい場合は、別途取り付けが必要となります。

 

 

◆温水洗浄便座だけの交換は出来ません。

タンクレストイレは、便座と温水洗浄便座が一体になっています。温水洗浄便座が

故障した時は、単体の交換はできないので、メーカーへ修理を依頼するか、トイレごと

交換が必要になります。

 

とてもスタイリッシュで便利な機能もたくさん付いているタンクレストイレ。

私も、使ってみたいです。

 

タンクレストイレをご検討されている際は、ぜひ水のトラブルサポートセンターに

ご相談ください。

水圧の測定、お客様の状況に合った最適なトイレのご提案をさせていただきます。

 

 

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