トイレ詰まりの原因上位。トイレットペーパー。
こんにちは。
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。
生活圏の中で、使えなくなったら困る物は多々ありますが、たちまち困るのはトイレでは
ないでしょうか。
タンクから便器に流れる水が止まらない、手洗い水が出ないなど、の不具合は、すぐに
使えなくなるわけではないのですが、詰まりは、その瞬間から使えなくなってしまいます。
弊社にも「トイレ詰まり」でお困りのお客様から多数ご依頼頂きます。
トイレが詰まる原因は様々ですが、割と上位になるのが「トイレットペーパー」です。
大量に流したことが原因になることもありますが、トイレットペーパーの選び方によっても
詰まりやすい物と詰まりにくい物があります。
今日は、詰まりにくいトイレットペーパーを選ぶ方法をお伝えします。
◆詰まりやすい物と詰まりにくい物は何が違う?
違いは【規格通り、きちんと水に溶ける】か、否かです。
日本では、JIS規格といって様々な物の基準が定められています。
もちろんトイレットペーパーにも規格があります。
その中で、水に溶ける度合いを数値化しています。これをクリアしないと商品化できません。
JIS規格をクリアした国産のトイレットペーパーを普通に使っていたら詰まらないことになります。
また、最近は海外製品も多数出ています。海外の物なので、当然JIS規格は適用されません。
海外の物が悪いということではなく、国が違ったら、日本の規格に合わない物もあります。
日本では、トイレットペーパーはトイレに流すのが当たり前ですが、国によったら流さずに
備え付けのゴミ箱に捨てるところもあります。そういう国のトイレットペーパーは、
水に溶ける必要がありませんので、日本のトイレで使用したら詰まりの原因にもなりかねません。
色々な物が値上がりして、「安い」「特価」という文字に、ついつい引き寄せられますが
トイレットペーパーを購入する際は、気をつけたほうがいいですね。
◆シングル?ダブル?どっちがいい?
シングルとダブルは所謂、1枚か2枚重ねか、です。ダブルはペーパーの間に空気が入るため
触感が柔らかくなります。シングルの方が薄いので溶けやすいと思われますが、JIS規格を
クリアしているものであればダブルでも問題ないようです。
最近は2倍巻、3倍巻など、長い巻きの物が出てきています。
JIS規格ではトイレットペーパーの直径は120mm以下と
定められているので、各メーカーさんが、紙の厚さ、感触を工夫しておられます。
私も実際に使っていますが、長持ちしますし置き場所が狭くても大丈夫なので重宝しています。
JIS規格に沿った商品であれば、薄い分、溶けやすいペーパーとも言えます。
いくらトイレットペーパーを注意しても、使用方法を間違うと詰まりの原因になります。
◆大量に使わないこと。
各メーカーごとに、一度で流せるペーパーの目安量を設定しています。
ご家庭のトイレのメーカーのHPで調べてみて実際にお使いになっている量と比べてみましょう。
◆握りしめない。
案外、気づいていないのですが、ペーパーを使いながらギューギュー握りしめて丸めて使って団子状に
なっていることがあります。これでは、いくらJIS規格のものでも流れにくくなります。
流すときは、ほどいて流すようにしましょう。
◆流す水の量が少ない
タンクの中にペットボトルを入れて、一回に流れる量を制限していると、詰まりの原因に
なりかねません。
また、小ハンドルしか使わない方もいらっしゃいますが、水の量が少ないので、こちらも
詰まりの原因になる可能性があります。
いかがでしょうか。
普段、なにげに使っているトイレットペーパーですが、ちょっとしたことで詰まりの原因に
なることもあります。
よく選んで買いたいですね。
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トイレのコラム一覧水トラブログ編集部
最終記事更新日:2024.10.19