最終更新日:2023.07.20 お役立ち情報トイレ

トイレ詰まりの原因上位。トイレットペーパー。

こんにちは。

いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。

 

生活圏の中で、使えなくなったら困る物は多々ありますが、たちまち困るのはトイレでは

ないでしょうか。

タンクから便器に流れる水が止まらない、手洗い水が出ないなど、の不具合は、すぐに

使えなくなるわけではないのですが、詰まりは、その瞬間から使えなくなってしまいます。

弊社にも「トイレ詰まり」でお困りのお客様から多数ご依頼頂きます。

トイレが詰まる原因は様々ですが、割と上位になるのが「トイレットペーパー」です。

大量に流したことが原因になることもありますが、トイレットペーパーの選び方によっても

詰まりやすい物と詰まりにくい物があります。

今日は、詰まりにくいトイレットペーパーを選ぶ方法をお伝えします。

 

 

◆詰まりやすい物と詰まりにくい物は何が違う?

違いは【規格通り、きちんと水に溶ける】か、否かです。

日本では、JIS規格といって様々な物の基準が定められています。

もちろんトイレットペーパーにも規格があります。

その中で、水に溶ける度合いを数値化しています。これをクリアしないと商品化できません。

JIS規格をクリアした国産のトイレットペーパーを普通に使っていたら詰まらないことになります。

また、最近は海外製品も多数出ています。海外の物なので、当然JIS規格は適用されません。

海外の物が悪いということではなく、国が違ったら、日本の規格に合わない物もあります。

日本では、トイレットペーパーはトイレに流すのが当たり前ですが、国によったら流さずに

備え付けのゴミ箱に捨てるところもあります。そういう国のトイレットペーパーは、

水に溶ける必要がありませんので、日本のトイレで使用したら詰まりの原因にもなりかねません。

色々な物が値上がりして、「安い」「特価」という文字に、ついつい引き寄せられますが

トイレットペーパーを購入する際は、気をつけたほうがいいですね。

 

 

◆シングル?ダブル?どっちがいい?

 

シングルとダブルは所謂、1枚か2枚重ねか、です。ダブルはペーパーの間に空気が入るため

触感が柔らかくなります。シングルの方が薄いので溶けやすいと思われますが、JIS規格を

クリアしているものであればダブルでも問題ないようです。

最近は2倍巻、3倍巻など、長い巻きの物が出てきています。

JIS規格ではトイレットペーパーの直径は120mm以下と

定められているので、各メーカーさんが、紙の厚さ、感触を工夫しておられます。

私も実際に使っていますが、長持ちしますし置き場所が狭くても大丈夫なので重宝しています。

JIS規格に沿った商品であれば、薄い分、溶けやすいペーパーとも言えます。

 

 

いくらトイレットペーパーを注意しても、使用方法を間違うと詰まりの原因になります。

 

◆大量に使わないこと。

各メーカーごとに、一度で流せるペーパーの目安量を設定しています。

ご家庭のトイレのメーカーのHPで調べてみて実際にお使いになっている量と比べてみましょう。

 

◆握りしめない。

案外、気づいていないのですが、ペーパーを使いながらギューギュー握りしめて丸めて使って団子状に

なっていることがあります。これでは、いくらJIS規格のものでも流れにくくなります。

流すときは、ほどいて流すようにしましょう。

 

◆流す水の量が少ない

タンクの中にペットボトルを入れて、一回に流れる量を制限していると、詰まりの原因に

なりかねません。

また、小ハンドルしか使わない方もいらっしゃいますが、水の量が少ないので、こちらも

詰まりの原因になる可能性があります。

 

いかがでしょうか。

普段、なにげに使っているトイレットペーパーですが、ちょっとしたことで詰まりの原因に

なることもあります。

よく選んで買いたいですね。

 

 

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水トラブログ編集部

最終記事更新日:2024.11.29